今日:12 hit、昨日:5 hit、合計:28,730 hit
小｜中｜大
▼88 −回想− ページ43
.
学校からの帰り道
時計をみると、6時を過ぎていて
もうすぐ夕日も沈む頃だった
もう、全てがどうでもよかった
犯人と思われたままでもいいや
どうせみんな信じてくれないし..
全てを失った僕は
一人、抜け殻のように道を歩いていた
すると
後ろから白いワゴン車がこっちに向かって走ってくるのが分かり
僕は端の方に寄った
そのワゴン車は徐々にスピードを落としていった
そして
僕の横でブレーキを踏んで止まった..
どうしたんだろう..？
そう思った瞬間、
2人のマスクを被った男が、車から降りてきて
僕は捕まった..
一人に後ろから抑えられ、もう一人には
前からハンカチをあてられて
薬品を嗅がされた..
本当に一瞬のことだった
.
朦朧とする意識の中で、最後に目に映ったのは
運転席に座っているマスクの男が
鏡越しに、口角を上げて不気味に笑う姿だった..
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：せりな | 作成日時：2019年7月18日 0時
