─ BEAST SIDE ─ #2 (ページ26)

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▼71 －回想－ページ26

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『······加奈、ごめんね
僕が悪かった、ほんとにごめん
ちゃんと愛してるから』

加奈「······ほんと？」

『うん』

加奈「じゃあ、抱いてくれる..？」

『えっ..』

加奈の言葉に、僕は驚きを隠しきれなかった

加奈「やっぱり、嫌なんだ..」

『そんなことないよ

······分かった』

これ以上、加奈を傷つけるわけにはいかない

僕は制服を脱ぎ、加奈の上に誇った

一瞬だけ

背後から感じた小さな光と音を

気のせいだと思って無視してしまった自分を恨むことになるなんて

この時はまだ知らなかった..

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今日、僕達は初めて一つになった

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行為がおわったあと、僕達はいつの間にか眠ってしまっていた

ふと時計をみると、夜の8時を過ぎていた

僕達は制服を着て、玄関に向かった

『加奈の親は、今日はまだ帰ってこないの？』

加奈「うん、今日は遅くまで仕事みたい」

『そっか..
明日は絶対に学校きてね』

加奈「うん、行く」

『じゃあ.. また明日』

加奈「うん、また明日ね」

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＿＿＿バタン..

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