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▼64 −回想− ページ19
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それから2年はあっという間に過ぎていき
高校3年の9月
僕と加奈は、放課後も休みの日も常に一緒だった
勉強も部活も順調で
たまに僕達はテストで成績を競い合ったりもして楽しんだ
部活に関しては、夏休みの県大会で優勝して
今度は冬に、全国出場が決まった
加奈「玄樹、ほんとによかったね！！
次も頑張って優勝してね！玄樹なら大丈夫だよ！
私応援してるから！！」
『ありがとう！
野球部に入ってほんとよかった！
今度の大会に向けてまた練習頑張るよ！！』
今度の大会は、今までとは違う
今までとは比べものにならないくらいハードな練習になるだろう
それでも僕は、絶対にやり遂げるって決めたんだ
加奈「玄樹っ！！」
加奈は僕に勢いよく抱きついた
『加奈..？』
加奈「玄樹、大好き」
そう言って僕を抱きしめる力が更に強くなった
『·········
僕も、好きだよ』
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作者名：せりな | 作成日時：2019年7月18日 0時
