─ BEAST SIDE ─ #2 (ページ11)

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謙「なぁ、岩橋さ

咲坂さんのことも気になってるんじゃないの？」

『えっ..』

突然そんなことを聞かれた僕は、思わず言葉に詰まってしまった

謙「やっぱりな笑お前分かりやすすぎ笑」

笑いながらそう言う安井くんに、僕も自然と笑みがこぼれた

謙「あの子となんかあるんじゃないのか？」

『なにもないよ
ただ、僕と似たところがあるから
ちょっと放っておけないだけ
人狼の僕が言うのもおかしいけど笑』

謙「そっか、確かに似てるよな笑」

『それとね..』

謙「ん？」

『·········』

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〈岩橋くんといるとなんだかすごく落ち着く
一人じゃないんだって思えるの〉

〈私は投票しないよ
岩橋くんのこと、信じてるから..〉

〈なにがあっても、私は岩橋くんの味方だからね
信用していいからね〉

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『同じ目じゃないんだ、あの時と..』

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次から岩橋の回想シーンに入ります

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