優しい世界 (ページ27)

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Hokuto side

すぐに全員分の既読がついた。

すると安心してくれたらしく、ゆっくり休め、という返信が続々と来て、通知は落ち着いた。

「すとらじ、途中だったのに…」

「まだまだドライブ企画の配信中だし、一本は撮れたしオカベさんが問題ないって。」

「あぁ…良かった、」

「今日はここ泊まる？帰る？
マネージャーさんが調整してくれて、北斗明日はオフになったよ」

「帰ろうかな。ジェシーもごめんね？こんな深夜まで。」

「え？俺は別にいんだよ。どーせいつも起きてるし。
じゃあタクシー呼んで、受付寄ってくるから、大人しくしてて？」

足早に帰り支度を何から何までジェシーがしてくれて、少しフラフラするのを支えてもらいながらタクシーに乗った。

結局のそのまま俺の家に泊まっていって、翌日仕事に向かっていった。

大事にはならなかったにしても、
仕事のスケジュールを多少なりとも変更させてしまって
周りにたくさん迷惑をかけてしまった。

それにアレルギーは、仕事どころか、自分の命に関わることだ。

プロとして、自分の体調と相談して、
自衛していかなければならないな、と気を引き締められた出来事だった。

end_

北斗さんのアレルギーのお話でした！
ありがとうございました。

駆け足で終わらせてしまいました…
今後書き直すかもですが、一旦完結です。