私を信じて 2

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とりあえず動ける服装で事務所に出かけた。




外に出ると少し風が吹いていて肌寒い。




歩いてると後ろになにか違和感があった。




振り返っても誰もいない。




気のせいだと思って歩くけどやっぱり嫌な予感がする。




誰かいる気がする。




もう一回だけと思って振り返ると10cm先に顔があった。




もちろん、誰かも知らない。




その途端怖くなって走った。




信号なんて見てなくて走って走って走りまくった。




事務所に着いたと思ったらすぐにヨナオンニのとこに行った。




「助けて、オンニ！」




私のマネージャーをしてくれてるヨナオンニ。




社長さんが結婚済みのマネージャー、スタイリスト、メイクさんを用意してくれてる。




独身だとオッパ目当てだとかいるからって。




YN「どうしたの！そんなに走ってあんまり走ったらダメなのに」




病気のことはもう伝えてある。




「あ、のね、、､ﾋｭｯ」




YN「大丈夫だよ〜落ち着いて〜」




と言って背中をさすってくれた。




過呼吸になりかけてて頭はもうパニックだった。




しばらくして落ち着いたらオンニに全部話した。




YN「怖かったね。きっとサセンだろうね」




「私の？」




YN「かもしれないしAのオッパのかもしれないね」




もう家がバレてるなんて思ってなかった。




何もされなかっただけ良かった。




YN「最近ちゃんと病院行ってるの？」




「まぁ、、うん、、今日行く！今日！」




YN「行ってなかったんでしょ、私もついて行ってあげるからほら、行くよ！」




「え、ありがとう」




YN「私、本当は優しいんだから！」




「自分で言うからありがたみが薄れちゃう、、、」




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