たかはし ページ5
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___お店の前に車付けてるから早く来てね！
彼に急かされるまま、急いでお店を飛び出す。
優斗、どこだろう？とキョロキョロ視線を左右させると、
初心者マークをつけた、赤い車が目に入る。
……いた！
そこを目がけて、駆け出そうとしたところで、
身体がふらりと傾く。
思わず目をつぶってみたけれど、衝撃は柔らかく背中に吸収された。
「酔っ払いが走ったら危ないだろ？！」
『あ、岸』
「あ、岸……じゃなくて、Aこれ忘れてったんだけど」
困るのはお前なんじゃねーの、とパスケースを私の目の前にチラつかせた。
……あれ、無くなってたの全然気づかなかった。
「今日も帰れないっしょ？……てか、俺飲んでねーし、送ってこうか？」
『あ、いや、そこ、』
送っていこうか？という申し出をしてくれる岸を制して、赤い車を指さす。
窓から身を乗り出して私たちの様子を見ていたようだけど、
私たちの視線が優斗に向いたことで、慌てて車内に戻って行った。
「……お前迎えに来てくれるような男いたの？」
『まあね。ウチの彼氏、オトコマエでしょ』
ふん、と岸にドヤ顔をして、じゃ、定期はありがとね！と手を振る。
きっとこれを見て、不機嫌になっているであろう優斗の機嫌をどうやって取ろうか、と足を進めた。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
