いがり ページ12
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___『美味しい？』
目の前でもぐもぐと口を動かす彼、___蒼弥に向かって問いかける。
私の二番、三倍…それ以上のスピードで食べ進めている彼を見てると、なんか気持ちよくなってくる。
「うん、すごく、美味い」
口元を抑えてモゴモゴと、激しく首を縦に振る。
そっか、よかった、とトングを手に取ってお肉を次々焼いていく。
自分が食べるより、彼が食べてる様子を見ている方がよっぽど楽しい。
「Aちゃん全然食べてないでしょ、俺ばっか食べてる」
『いいの、いっぱい食べる人見るの好きだから、』
そう言えば、昨日の夜も二、三回おかわりしてたなぁ、と弟のことを思い出してクスリと笑った。
それが気になったのか、彼の表情が少しだけ曇った。
「……それ、誰のこと思い浮かべてるの？」
元カレ？好きだった人？と不安そうに瞳を揺らした。
目の前の蒼弥、もしくは龍斗くらいだけど。
『蒼弥………か、龍斗かな。あの子もよく食べるから』
「へ、」
拍子抜けしたような顔、安堵の息を吐く。
今、別の人のこと考えないでしょ。
彼は少しだけ心配性で、自分が私より年下だって言うことを気にしてるみたい。
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あいなつ(プロフ) - 年齢的にもスノストのお話しか読んだこと無かったのですが、年下彼氏最高です！！HiHiはさくちゃん推しなのでもっと書いて頂きたいなと……！これからも楽しみにしております(//∇//) (2019年5月1日 4時) (
レス) id: ba2c5b526b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年4月13日 1時
