盗まれそうです助けてください!【d!】【続編あり】

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?「お前がやったんだろ!!さっさと吐け!!」

『やってない!大体何をやったと疑ってるんですか、うっしーさん!』

牛「そりゃあ怪盗wrwrd!に関する何かだよ!!」

うっしーさんこと牛沢さんは、威圧するようにそう言ってくるが、正直言って普段の様子が見慣れてしまい全く効果がない。

署に来るまでにガッチさんに何をするのか訊いたところ、取り調べだと軽く言われ驚いた。

そして、てっきりガッチさんが取り調べをするのかと思いきや、同じく怪盗対策課の警察官であるうっしーさんが出てきた。

キヨはこんなことの為だけに一体何人を巻き込むのだろうか…。

しかし、そんなキヨでも取り調べ室は借りれなかったようで、今は小会議室のようなところで話している。

『怪盗wrwrd!に関することって…どうして私がそんなことをしたと疑われてるんですか。』

そう。私が一番知りたいのはこれだ。そこまでミスをした覚えも無いのに、キヨにここへ呼ばれ取り調べされている。一体何故…?

牛「ああ、その事が書かれてる紙、キヨから貰ったんだよな。」

うっしーさんは何処からか紙を一枚、取り出した。

牛「えーっと、〈理由１つ目、いつも早く寝るはずのAが12時過ぎても起きてたから。理由２つ目、口調が女らしさ全部捨てたようになってたから。〉以上!」

…は?

『口調…?どういうことですか?』

女らしさを捨てたよう、というのは失礼極まりないが、いつ私がそんな口調になったのかが全く分からない。

その疑問を拭うために質問したのだが、うっしーさんも私の反応を不思議そうに見ていた。

牛「どういうことって…お前、気付いてねぇの?Aって何か考え事してるときかブチ切れてるときは口調が…男っぽいってゆーか、無駄なもん全部取ったようになってんだぜ?」

『…気付いてませんでした。』

この時、私の中で１つ、小さな謎が解けた。

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