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すると、黒木君が真面目な顔になって、

「じゃ、どうするか…」

あ、事件のために来てるんだっ…

「ます、お化け屋敷の中入ろうぜっ」

と和武が言った。

ええ!?私は

「私、お化け屋敷の中入んないで、聞きこみしてくるよ。」

と、さりげなく言った。

すると和武が、

「あれ、もしかしてA、お化け屋敷怖いの?」

と自分のズボンに手を入れながら冷やかすように言う。

「おい、やめろよ」

と上杉君が止めたが、和武はおかまいなしに、私に

「その歳でお化け屋敷怖いのかよ」

むっ

「怖くないし!!」

和武は、にやっと笑い、

「じゃあ、当然入れるよな?」

「やめろよ、A困ってるよ。A。怖いんなら、大丈夫だよ。」

と、黒木君が言ってくれたが

「入れるわよ!」

黒木君は、大丈夫なの?っていう顔してたけど、まぁ、入ってみれば案外なれるかも…

「っしゃー!行こうぜ!」

あー…本当に和武、人をそそのかす名人だよ…

「まず、並ぼ」

と、小塚君がいい、並ぶことにした。

「黒木。あれ」

と上杉君がいった。

すると黒木君が紙みたいなのをだしてきて、それを広げた。

「じゃあ、作戦会議しようぜ」

ん、並んでる途中だけど、まだまだ掛かりそうだから、丁度いいね。

その紙には、お化け屋敷のマップがかかれていて、お化け役がどこにいるかなんかも書いてある。

「黒木、これ営業妨害だろ…」

と、上杉君が呟く。

「でも、凄いよね、どうやって手に入れたの?」

と小塚君が聞く。

すると黒木君が人指し指を口に当てて、

「秘密」

と言った。

わぁ…大人っぽいな

と思っていると

「じゃあ…ってなにを調べるんだ?」

と和武が聞く。

「あ、それ言ってなかったね。まず、音信不通になった俺の友達は、えーっと…」

と、何かを探しているように、マップの上で指を踊らす。

「お、これだ。」

といい、指を止める。

そこには

“ 赤い女の 井戸 ”

ひぇー、名前からして怖そ…

「そいつ、ここの担当だったんだ。それで、調べたんだけど…ここのお化け屋敷には、噂があって、“赤い女の 井戸 ”で、驚かす係の人は、必ず音信不通になるってやつなんだ。」

それより、黒木君の顔が怖いよ…

「だから、まずここに行こう。音信不通になった俺の友達を探しだすんだ。」

ん、そうだね!

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ねね - 私もBチームが上杉君と自分でその他がAチームですね!続きが楽しみです!頑張ってください!! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
カメ - Bチームが上杉君と自分で、他の、みんながAチーム。(上杉君押しなもんで) (2016年1月7日 11時) (レス) id: 91913502f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*あい* | 作成日時:2016年1月4日 20時

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