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｢…なんで知ってんですか。｣
｢あーっとね。
……秘密。｣
｢怖い、怖い、怖い。｣
｢人に言えないような理由で、勝手に入んないでください！｣
｢いや、別に、恵のお宝を発掘したいとか、そんな事一切思ってないよ！｣
｢全部言ってる！｣
｢え、恵のお部屋に宝物あるの？｣
｢うん、そうだよ〜。
Aも次一緒に探そっか！｣
｢うんっ。｣
｢まじでやめてくれ…！｣
｢え、なになに、何の話？｣
雪を落とし終えた虎杖がひょっこり会話に混じった
｢恵のお部屋にお宝が隠されてるんだって〜。｣
｢え、そうなの！？｣
｢そうそう！
恵のシュミがわかっちゃうよーなヤツ！｣
｢シュミ…？
あぁ！お宝ってそういう！｣
｢伏黒どんなん見てんの〜？｣
｢おい、五条先生側に付くな。｣
｢ちなみに！
悠仁はねA似の｢わー！！なんで知ってんの！？なんで知ってんの！？｣
虎杖は五条の口を瞬時に手で塞いだ
｢…私に似てるもの？｣
｢忘れなさい。｣
｢僕その手のプロなんだよね。｣
悠仁はわかりやすくて楽勝だったよ、と五条はドヤ顔をかました
｢さすが最強…！｣
感心したように唾をごくりと飲み込む
すかさず伏黒が、ごくりじゃねーんだよ、と突っ込んだ
｢どう考えてもいいおもちゃ扱いだろ。｣
｢そんな酷い事しないよ！
ただ僕は2人の性癖が知りたかっただけなの！｣
｢それがダメなんですよ！｣
｢つーかさ。｣
教室に釘崎の冷めた声が妙に響く
それによって男子の背筋が凍る
つられてAの背筋もピンっと伸びた
｢そういう話するのは構わないんだけど。
でもそれって、女子の前でしなきゃいけないわけ？｣
ギロりと男子を睨みつける
｢まぁ？
アンタがその無駄に高い頭下げてくれるなら許してあげなくもないわ。｣
｢無駄に…？？｣
｢…先生、謝ろ。俺らが悪いよ。｣
｢え、普通にやなんだけど。｣
｢この話始めたのアンタでしょ？｣
｢そうだけどヤダ！｣
｢子供かよ。｣
｢野薔薇様、カメラの準備が整いマシタ。｣
｢よくやったわ、A。｣
｢撮る気満々じゃん。
何？野薔薇は僕に恨みでもあるの？｣
｢当たり前でしょ？｣
｢はっきり言うねぇ！？｣
｢よし、センセー。
頭、下げろください。｣
｢ヤダね！絶っっっ対ヤダ！｣
皆でギャーギャー騒いでたら、七海が来て授業しろと怒られた
お気に入りも高評価も増えました！
嬉しいです！
ありがとうございます！
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作者名：ふ。 | 作成日時：2021年2月13日 20時
