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夜中の3時。大ちゃんたちはぐっすり眠って
涼介もうとうとしている。
いや、あれはもう寝てるな。
裕翔 「 手伝いますよ? 」
台所にひとり立って洗い物をするあたしに
唯一起きていた中島くんが声をかける
「 いいよ。お客様なんだから。寝てて? 」
裕翔 「 いや、でも押しかけたのは俺たちですし 」
「 君は忠実だね〜。先輩は嬉しいよ〜 」
裕翔 「 なんですかその言い方笑 」
「 酔ってるの。わかるでしょ〜? 」
残り少なくなったスポンジの泡
くしゃってしてももう意味はなくなっていて、洗剤を
つける
裕翔 「 酔ってるなら尚更俺がしますよ 」
「 え?中島くん飲んでないの? 」
裕翔 「 ちょっぴりです 」
「 なんだ、遠慮せずに飲めばよかったのに… 」
裕翔 「 俺までベロンベロンになるとやばいですよ笑 」
「 まあ、そうかもね笑 あ、でもお酒の付き合いも
大切だからね? 」
裕翔 「 わかってますよ。有岡さんに叩き込まれてますから笑 」
「 ならよろしい! 」
カウンターキッチンになってるうちの家
中島くんと並んでみんなの寝顔を見る
「 大ちゃん、笑 」
裕翔 「 人の家だって自覚してないっすね笑 」
ソファーにうつ伏せになって眠る大ちゃんは
肌着姿で背もたれに片足を引っ掛けている
「 ほんと、何考えてんだろうね笑 」
裕翔 「 伊野尾くんもなかなかですね笑 」
「 ほんとだ笑 」
こうして、あたしと中島くんの寝相観察は
洗い物が終わるまで続いた
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作者名:めーべる | 作成日時:2018年6月4日 20時