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涼介 ｢ ねぇAさん ｣
｢ なーに？ ｣
涼介 ｢ それ、俺のこと誘ってる？ ｣
｢ はあ！？ ｣
涼介の変態発言の意味がまったくわからない
涼介 ｢ ただでさえお風呂上がりって色っぽく
なんのにさ〜、タンクトップはダメでしょ ｣
｢ い、意味わからない！｣
最近の暑さに負けて、クローゼットから
出してきたけど、まさかこんなこと
言われるなんて…
涼介 ｢ 無意識でそれとか…変な虫ついてくる！｣
抱きついてきたかと思いきや、
首筋に顔を埋める涼介
｢ …ﾝ、ちょっとやめてよ ｣
涼介 ｢ いいじゃん！俺のモノって証！ ｣
｢ もう、ばか！ ｣
涼介 ｢ もう俺、まじであの時心折れたんだからね ｣
｢ だから、あれは… ｣
涼介 ｢ わかってる！でもAさんについてる
俺の匂いが消えちゃうじゃん… ｣
｢ …… ｣
涼介 ｢ それにあの人、背高かったし… ｣
強く抱きしめてくる涼介は
ほんとに不安だったんだろうなって
またもや罪悪感に包まれた
｢ ごめんね。不安にさせて ｣
あたしも精一杯の愛をこめて涼介をきつく
抱きしめた
涼介 ｢ 他の男に移り変わらない？ ｣
｢ 変わらない ｣
涼介 ｢ 俺のこと好きでいてくれる？ ｣
｢ 好きでいてあげる ｣
方に手を置き、あたしの体から熱だけを置いて
離れた
涼介 ｢ 愛してる。Aさん ｣
その目は揺らぐことなくあたしを見つめるから
体のどこかに穴が開きそうだった
｢ は、恥ずかしいこと言わないで//// ｣
耐えきれずに顔をしたに向けてしまって
"可愛くないな自分"なんて思ってたら
唇にあたる柔らかい感触
｢ ……！？//// ｣
驚きのあまり目を見開いちゃったけど
再度強く押し付ける唇に負けて
目を閉じた
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作者名：めーべる | 作成日時：2018年6月4日 20時
