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You side
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「 ん〜、」
目が覚めると時計は9時過ぎをさしていた
昨日の記憶がすっぽり抜けてるあたしは
ひとまずお風呂に入ることに…
ガチャッ
「 わ、あ、、ご、ごめん!! 」
お風呂場のドアを開けるとそこには
上裸姿の涼介が立っていた
すぐに扉を閉めたけど、
恥ずかしくなってるのはたしか。
涼介 「 おはよう。Aさん 」
「 お、おはよう 」
ぼーっとしてると涼介がお風呂から出てきた
「 今日は学校じゃなかったの? 」
涼介 「 うん。休み 」
「 そっか 」
心做しかいつもよりニコニコしてる涼介
「 …どうしたの?そんなニコニコして 」
涼介 「 あれ?気付いた?それはね〜
昨日Aさんからハグしてもらったから! 」
「 へ? 」
涼介 「 うん!覚えてないでしょ? 」
「 う、うん 」
うそ、あたしいつの間にそんなことしてたの…!
涼介 「 昨日さ、俺ね仕事中にAさんと
誰かがギューってしてるとこ見ちゃったの 」
「 み、見てたの!?でもあれは…
涼介 「 わかってる!相手に特別な感情は
ないんでしょ? 」
「 そ、そうだよ! 」
なんだ、驚かせないでよ
涼介 「 でも俺、馬鹿だから…仕事終わったあと
家帰ったらAさんいなくて、余計に
不安になって家飛び出してさ、、そしたら
いい情報もらえてね、また帰ったら酔っ払った
Aさんが俺に抱きついてきたの!」
なんかよく分からないけど…
「 そ、そっか!勘違いさせてごめんね?
でもあたし、パーティー終わったあとは
すぐ家に帰ったよ? 」
涼介 「 え?俺ら後片付けして帰ったら
Aさんいなかったよ? 」
「 あ!コンビニ行ってたんだ!
その時に入れ違いになってたんだよ!」
ぜったいそれしか考えられない…!!
涼介 「 え!?まじかー、もうちょい待ってれば
良かった 」
そう言って頭を抱えた涼介
でもそんなのも一瞬で
涼介 「 まぁいい情報ゲットしたし?
結果オーライ!笑 」
って言って満面の笑みであたしを見つめるから
つられてあたしも笑顔になる
そういや、いい情報ってなんだろ?
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作者名:めーべる | 作成日時:2018年6月4日 20時