らびっとぼーい___Ryosuke.Y

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足を運んだのは雑貨屋さん




ちょうどこの前、お気に入りのネックレス
なくしたから興味本位で入ったんだけど、、





｢ かわいい。 ｣




目に入ったのはお店の隅にあるぬいぐるみ
コーナーの茶色いウサギのぬいぐるみ





なんか……涼介みたい



値段もそこまでだし買って帰ろうかな






涼介 ｢ あ、いた ｣



ぬいぐるみを手に取るのと同時に涼介の声が
聞こえた






涼介 ｢ ぬいぐるみ買うの？ ｣




｢ かわいいでしょ？なんか涼介に似てるし笑 ｣




涼介 ｢ なにそれ、そんなに俺のこと好き？笑 ｣




｢ 勘違いしないで ｣




涼介 ｢ じゃあAさんはこれね ｣






涼介が手に取ったのは白のねこ






｢ なんで？ ｣




涼介 ｢ 気分屋でツンツンしたりデレたり
してるから ｣




｢ ははっ！涼介からしたあたしのイメージって
そんなんなの？笑 ｣





涼介 ｢ イメージっていうか近くにいて、
思ったこと ｣





｢ え、？ ｣






ぬいぐるみにいってた涼介の目線が
あたしへと変わった





涼介 ｢ 俺だから知れる特権。俺だから分かる
Aさんの素。 ｣





｢ な、なに急に ｣







そんなに見つめられたら自然と
照れて恥ずかしくなる





涼介 ｢ もう、わかってるでしょ？ ｣




｢ なんの、こと、？ ｣




涼介 ｢ 俺、Aさんのこと本気で好きに
なっちゃった。覚悟してね？ ｣





そう言うと涼介はあたしが持ってたウサギを
取ってレジへと向かっていった





好きってなに！？！？！？






覚悟ってなに！？！？！？！？！？





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