アリスの宝物�境勝＿舷�7 ページ10
アリスは母からの小悪魔のテレビ魔通信で
Aとの急な別れを知った。
明日の午後6:06の予定だと。
あと1日と少し。
アム「Aちゃんは…
自分からはアリスちゃんとのお別れはいらないって言っているの
アリスちゃん、この電話だけでも」
「母上
私も不要です」
アム「アリス…急なことでごめんなさい
でも」
「拗ねているのではないのです
母上がこうなることを
事前に教えていてくださった
謝っていただくことなどありません」
アム「会わないの？画面越しでも」
アム(貴方が心から愛せる子は
後にも先にも…そんな気がするの)
「さっき、笑顔で見送ったんです」
アム「？」
「私の選んだドレスがよく似合っていて
Aは笑っていて
とてもいい気分でした
優しくできました」
アム「・・・」
「例え彼女の中から
私が消えてなくなるのだとしても
あの私を残したい
次に顔を見たら
もうカッコはつかない
色頭の息子として情けなく
申し訳ありません」
アム「・・・分かった
分かったわ
今日私は帰らずAちゃんと移動するわね
何か伝えておくことはあるかしら」
「・・・毎日、全て伝えたつもりです」
アム「ふふ、ママに愛してると伝えさせるのは恥ずかしいわよね」
「は、母上！
母上がお伝えになりたいことが
きっと私も伝えたいことです
息災で笑って過ごしてもらいたい
それだけ願っています」
アム「Aちゃんも同じことを言っていたの
お元気で幸せで…何度も
自分で伝えたらって言ったけど
今朝幸せな姿を見せられたからって
最後に縋るような姿を見せて
アリスちゃんを縛り付けたくないって」
「…Aらしいです」
(そんな姿見ずとも
もう縛り付けられている
それでも私は、幸せだ)
アム「ただ、この幸せが伝えきれているかが不安ですってオロオロしていたわ」
「・・・は
ハハハッ！目に浮かびます」
アリスはテレビ魔通信を切った。
ダヴィデも連絡を受けたのか
いつもより少し遅れて晩餐へ呼びにきた。
ダヴィデ「お部屋で取られますか？」
今日は1人だからだろう。
「ありがとう、ダイニングで」
アリスは、特別なことはしないでおこうと思った。
普通に食事を摂り、入浴し、眠る。
まだAは同じ空の下にいる。
その内から彼女の望む自分の健康を乱すことはできない。
ダヴィデはその気持ちを感じ取ってくれた様に思えた。
ダ「かしこまりました」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジア(プロフ) - シアさん» お待たせいたしました、season23にてロビン先生夢開始いたしました。まだまだご期待に添うには実力不足でございますが気が向かれましたらお立ち寄りください♪この度は機会をいただきありがとうございました！ (1月11日 7時) (
レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - シアさん» おお！チマちゃん学年ですね！楽しくなってきました〜色々ありがとうございます。本当にお待たせしてしまって心苦しいのですが始まった際ごらんいただけたらぜひお願いします！ (11月25日 6時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
シア(プロフ) - チマちゃんの学年でお願いします！ (11月24日 21時) (レス) id: 38b8a932a2 (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - シアさん» ロビン先生→夢主ちゃん承知しました！こちらからも最後に、学年はご希望ありますか？キリヲ君、アメリさん、入間君（問題児かは検討させていただきます♪）、チマちゃんのどれかの学年もしくは指定なしでご希望あればお願いします！ (11月24日 21時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
シア(プロフ) - ありがとうございます！追加で申し訳ないのですができればロビン先生が夢主にアタックしていくという感じでお願いしたいです！ (11月24日 17時) (レス) id: 38b8a932a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジア | 作成日時：2023年10月8日 19時
