アリスの宝物 �将后）紊琉�魔関係編3 ページ34
イ「Aちゃんの
その、秘密をプルソン君が」
大きな声では話せずゴニョる。
プ「うん、ごめんね
ずっと隠れて知っていた
理事長の孫はトップシークレットも聞いてるんだね
あ、アスモデウス君から？」
イ「おじいちゃんからだよ」
プ「ふぅんまぁそれはそれとしてもう共犯だからお兄様には内緒にしようね」
イ「僕は違うから！」
Aは不思議だった。
自分を好いていると言ってくれた入間は
もう少し大人びて見えたが
今は年相応な楽しげな少年に見える。
Aにしても
過去男性から受けた暴力を考えれば先程のプルソンの行為はトラウマのスイッチが入ってもおかしくない。
《プルソンさんのお人柄なんだわ…》
シャイで幼気
楽しいことが大好きで
よく周りを見ていて
壁はあっても敵意はない。
ピュアに向かいあえる。
入間も等身大で語り合える。
そんな彼はずっと隠れていて
問題児クラスにはつくづく色んな生徒がいると
例外でないAもホッとする。
プ「何回も話が逸れるけどね
僕はお腹がすいて匂いを味わったんじゃない
だから美味しそうかの質問にはNO
…すごくホッとしたんだ」
先ほどプルソンが〜みたい、と小さく口にした誰かは想い女もしくは母親ではとAは直感したが、同じ香水をつけているはずがない。
プ「そもそもなんでそんなこと聞いたの？」
『サブノックさんが私を抱っこしてくださったときにお腹が空いたって仰って…何か対策がいるかと思ったんです』
イ(香水が少ないのかな)
プ「彼はただ空いたんでしょ…
なんか、よく食べそうじゃない…
イルマ君はどう？
よくないこととかじゃなくて
試して教えてあげなよ」
イ「え」
入間は悪魔ではないのでサンプルにはなり得ないが、拒否することでバレてはならないし、照れからくる拒否も意識しすぎている様で恥ずかしい。
Aは入間の両方の気持ちを汲み取り
その結果…
『お願いしま、す』
イ(そうなるよね！ごめん！)
イ「じ、じゃあ」
入間がまたはいはいで近づいて
うなじ近くに顔を寄せる。
人間の匂いで悪魔のお腹が空くかのテストじゃない。
人間の男の子が
人間の女の子の首筋で息をする。
イ(普通に…お風呂上がりのいい匂い…)
パシャ
Aが緊張で固く目を瞑り固まる中
義理を果たした入間がゆっくり離れた。
イ「ふ、普通にいい香りがした」
『そう、ですか、ありがとうございました』
イ「『パシャ？」』
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ジア(プロフ) - シアさん» お待たせしました！リクありがとうございました。ページ数の関係でお待たせしてしまうかも知れませんが是非また書かせて下さい！今後ともよろしくお願いします！ (6月6日 22時) (
レス) @page41 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
シア(プロフ) - ロビン先生出してくれてありがとうございます！ロビン先生の小説少ないのでこれからも時々ロビン先生出してほしいです！お願いします！ (6月6日 19時) (レス) id: 4e176f86ba (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» 思わずのコメントありがとうございます！やっぱ実技担当は戦場で輝きますね！もうね、手合わせの時から本番は狙う気満々だったのでしょうね！コメントのおかげで頑張れます！幸せそうな彼らをお見せできる様に頑張ります！ (5月23日 23時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - サランさん» いつもお優しいコメントありがとうございます！色々読んでいただけて本当に嬉しいです！レアキャラを出すというよりかですね…頼ると言いますかね…ネタをかき集めていると言いますか…笑.無理やり駆り出される彼らを今後もよろしくお願いいたします！ (5月23日 23時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
立花 - 幸せそうですし良いんですねどね！誤爆しましたすいません！！！更新頑張ってください！！ (5月23日 20時) (レス) id: e9fcfd8598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年5月15日 14時
