ダリ先生、これは経費で落ちません�勝�10秒数えたら追いかけて 後編9 ページ12
『そんなこと、ないんですよ』
「それに」
『？』
「今日は一段と綺麗だ
オシャレしてくれたって喜んでいいのかな」
『っ・・・そう思ってもらえたら、嬉しいです
ダリ先生はカッコいいですね
でもいつもそのくらいお上品そう』
「一丁羅です」
『嘘だぁ…ふふっどうぞ中へ』
中身はいつものダリだ。
なんならより優しく甘い。
緊張がほぐれて奥へ案内した。
玄関、狭めのダイニングキッチン、奥に一部屋が縦に並んだ女性専用マンションの1DK。
ひとまずダイニングまで入った。
「ここ男性入っていいんだよね？」
『はい、住むのはダメで
お呼びでない人は即出禁です』
「おお〜…怖いね」
『そうなんです
先日も変質者押しかけ騒動が…』
「その怖さもあるけど僕が変質者扱いされそうで…
まぁ、さて、どうする？」
ダリがダイニングテーブルに置いたまま手を離していなかった高級レストランの紙袋とワインバッグに手をかざす。
テーブルに紙袋には絶対入りきっていなかった量のオードブルが広がり明らかに高そうなボトルがシャンパンクーラーに沈んだ。
『う…
わぁぁぁ！素敵っ』
「・・・ふふ、よかった
部屋のお片付け頑張ったご褒美だね
じゃあ
ごはんにする？
お風呂にする？
僕にする？」
ダリがAの唇を小指で突いた。
【週末はこの続きからね？】
今日の約束をした日が思い出される。
『ごぉ！ごはんです！おかけください！』
「楽しみはとっておく派なんだね
同じだよ」
『〜っ！おかけください！』
「まずはレディがお座りを？」
上座の席の椅子を引いて待つ。
比較はタブーと理解しながらも
学生時代の元彼にこんな紳士に成長した者はいなかろうと自身との育ちの差という意味で痛感はしながら言われるまま腰掛ける。
ダリは向かいに座り
シャンパンのコルクをいい音を立てて抜くとグラスに洒落た量を注いで１杯Aに差し出した。
流れるエスコートに見惚れたまま両手で受け取るA。
「まぁ、夜は長いし
今日頑張って明日はオフにできたし
乾杯♪」
キィンと良い音がする。
『乾ぱ…え、泊まるんですか！？』
「ほら、まず一口飲む」
『あ、はい
おいし〜い♪』
「でしょう？さ、食べよう」
『え、あの、お泊まりに…』
「冷めるよ？」
『あ、はい…
おいし〜い♪』
「でしょう？やっぱり食の趣味合いそう」
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ジア(プロフ) - シアさん» お待たせしました！リクありがとうございました。ページ数の関係でお待たせしてしまうかも知れませんが是非また書かせて下さい！今後ともよろしくお願いします！ (6月6日 22時) (
レス) @page41 id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
シア(プロフ) - ロビン先生出してくれてありがとうございます！ロビン先生の小説少ないのでこれからも時々ロビン先生出してほしいです！お願いします！ (6月6日 19時) (レス) id: 4e176f86ba (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - 立花さん» 思わずのコメントありがとうございます！やっぱ実技担当は戦場で輝きますね！もうね、手合わせの時から本番は狙う気満々だったのでしょうね！コメントのおかげで頑張れます！幸せそうな彼らをお見せできる様に頑張ります！ (5月23日 23時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
ジア(プロフ) - サランさん» いつもお優しいコメントありがとうございます！色々読んでいただけて本当に嬉しいです！レアキャラを出すというよりかですね…頼ると言いますかね…ネタをかき集めていると言いますか…笑.無理やり駆り出される彼らを今後もよろしくお願いいたします！ (5月23日 23時) (レス) id: 05ea9076ea (このIDを非表示/違反報告)
立花 - 幸せそうですし良いんですねどね！誤爆しましたすいません！！！更新頑張ってください！！ (5月23日 20時) (レス) id: e9fcfd8598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジア | 作成日時：2023年5月15日 14時
