【別館】 はしゃいだバカが1番偉い。

別館版1周年のしてみた　2頭の獅子（サブロ） ページ40

・大好きって言って知ってるって言わせてみた

「今日は素直だな」

素直じゃないわけではないけれど
そう簡単にも言わない貴女

だから一回一回に反応してくれます

「知っている、己も同じく"大好き"だ」

そう言って額にキスを軽いキスをします

大好きという表現を彼は普段使わないので
面食らうのは貴女かも



・大嫌い、別れたいって言ってみた

眉間に皺を寄せます

「そうか」

少し考えて

「では、今これをもって
我々は恋仲ではない」

部屋を出ていきます
彼の反応を見る目的だった貴女

呆然として涙も出ません


するとすぐ戻って来ました
貴女の前に跪きます

「己と婚姻を前提に交際してくれ
今がダメでも
何度でも言おう、いつまでも待とう」

潔く一旦離れ
すぐ様アプローチに来たのです

貴女が大粒の涙を流すので驚いています
素直に謝りましょう
してやられたと豪快に笑われますよ



・ツーショットを撮ってみた

笑顔の擬音は"Say, cheese !"
両者はしゃぐ
被写体が映えすぎて絵になる
2人で自撮りは貴女が撮る
魔術で遠隔撮影して彼がバックハグか
貴女の手で撮る時は体格差的に下からの煽りがメイン
よくあるミスは貴女のシャッターがワンテンポ遅く爆笑が映る

『はい、チーズ！』
・・・
「ぬ？」
パシャ
「遅いなw」『遅いわねw』
撮り直し
『チーズ！』
・・・
「ww」『wwえ？』
パシャ
「遅いぞw」『遅いわねw』

優秀カップルも割とこんなもん



・彼シャツ着てみた

ベタながら雨で彼シャツ展開
なんやかやで
彼のクローゼットから適当に着ることに

よく見るアロハを手に取ります

貴女も背丈はありますが
なんとかヒップまで隠れます

ソワソワさせてやろうと
それ1枚で姿を見せると

彼は慌てて立ち上がり
毛布で貴女を包みました

『ふふっセクシ「寒そうだ！」

…』



・おねむ歯磨き

彼は鏡の前で歯を磨きながら寝てしまいます

『サブロくん、起きて』
「ぬぅ」

眠そうです
踏み台に乗ってブラッシングしてあげましょう

『ブクブクーぺっ』

口元を拭いてあげると…笑ってます

『起きてるわね？』
「魔王の気分を味わっていた」
『ただの甘えんぼでしょ！』



・将来子供ができたら

虚弱な貴女は双子を授かりました
金髪男女の天使です

必至の出産
精一杯子育て
無理をするなと言いつつ
貴女のやる気も尊重する彼

「魔界一カッコいい妻で母だ！」

と双子と貴女を軽々抱き上げます

家族の健康を何より喜び
真っ直ぐな家庭を築きます


完

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