【別館】 はしゃいだバカが1番偉い。

別館版1周年のしてみた　モフエゴ散歩 ページ37

・大好きって言って知ってるって言わせてみた

「・・・知っているつもりだが」

ちょっとワタワタさせたくて
学校で人っ気のない時に言ってみたけど
眉一つ動きません

『です、よね、良かったぁ…』

こっちが恥ずかしくなり引き下がります

「そうか」

踵を返したカルエゴが
持っていた書類をバサバサとぶちまけ
拾おうとして
机の角にガンっと頭をぶつけています


慌てて駆け寄ると
彼の尖った耳の先が真っ赤

貴女は見ないふりして
一緒に書類を拾いますが
ニヤケ顔を隠すのが大変です


・大嫌い、別れたいって言ってみた

しばらく黙ってから
いつもの低い声で答えます

「そうしたいのなら…そうしよう」

彼の会話は正に字面の受け答え
行間はいつも感じ取ってあげて来ました

つまり、聞けば答えます
彼がどうしたいのかと

「手放せるものか…」

切なげに貴女を強く抱きしめます


・ツーショットを撮ってみた

笑顔の擬音は"ふわっ"(貴女のみ)
自撮りは3脚も使う
彼は基本、貴女のみ撮る
誘うと「あ？ああ」くらいの感じで撮る
嫌なわけではない
よくあるミスはカルエゴの天然

『長いですね』
「シャッターは押した」
『…あれ？これ動画です』

意外と素直にあちゃーって顔をする彼
それを見て思わず笑う貴女に彼も笑顔になります


・彼シャツ着てみた

今度こそワタワタさせようと彼シャツにチャレンジです

彼と言えば黒のハイネック
戻る足音がしますよ！急いで！

ガチャ

「・・・着替えたのか？」

着替えたことには気付いたようですが

「その…」

細身でも逞しいカルエゴの服は
貴女にはオーバーサイズで
一応スキニーは履いていますが
萌え袖ゆる襟ミニワンピ状態
でも胸元は女性の方が豊満なため
更に縦セタ要素が追加

既に若干目のやり場に困っているようですが
気付いてないようなので
彼のであることを伝えてみました


「・・・

な゛っ！」

ワタワタしました！



・モフエゴ

オペラもバラムも抱っこできませんが
貴女だとどうでしょう

もっふり

お膝の上に鎮座して動きませんね
時折撫でろと睨んで擦り寄ります

姿がバレてるかバレてないかはご想像にお任せします



・将来子供ができたら

食事中
ベビーベッドの幼い娘が泣き出します
慌てる貴女にゆっくり食事をとるよう伝え
抱き上げて屋敷中フラフラ

真顔は変わりませんが全く粛しません

「寝た」

貴女の元に戻る彼の表情はそのままですが
実は上手くあやせて嬉しいのが貴女には分かります



完

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