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episode 13 ページ13
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ソクジンが来てからかなりの月日が経ってお互いそれなりに2人の生活にも慣れ始めた頃
JN「まだ帰りたくない…」
「……ソクジン？」
リビングから聞こえたのはソクジンの声
JN「どこにいるかも教えたくない！」
JN「……僕はもう大人です、」
盗み聞きがいけないことは分かってるのに恐る恐るリビングに近づく
「……ソクジン？」
JN「……！？じゃあ、切ります。」
私の声に気付いて電話を切ればそこには涙目のソクジン
「どうしたの？」
JN「……何でもない、」
明らかに何でもなくないのに…
「私には話せない？」
「聞かないようにしてたけど、前にルール決めた日も連れ戻されるみたいなこと言ってたでしょ？それは何？」
黙り込むソクジンの傍に寄って私は腰を下ろした
「……出逢ってまだ1ヶ月くらいしか経ってないけど私はあなたの味方だよ、力になってあげたいの」
JN「……み、かた？」
「そう、味方。あなたが何から逃げてるか知らないけどそれを知ったとしてもどこかに行ったりしないよ」
頭を撫でるように触れるとソクジンは我慢してたのか急に涙を流して話し始めた
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作者名：叶芽 | 作成日時：2019年11月4日 12時
