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★４６話★智side ページ14
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昨日もまた、酷いことたくさんされた。
今日で…２週間…Aちゃんには、傷を見られたら心配するから会ってない。
Aちゃんにも迷惑かけちゃってる。
ほんとにおいら最悪だ。
そして、今また暴力を受けてる。
痛い…でも、おいらにはやめてって言う拒否権はない。だって、おいらが初めに辛いおもいさせたんだもん。
先生「こら！お前らなにやってるんだ！」
翔「やっべ。逃げようぜー」
先生「大野大丈夫か？保健室行こう」
智「…大丈夫です。」
先生「いや、大丈夫じゃないだろう。早く行こう。」
パシッ
先生「!!」
智「大丈夫だって言ってるじゃないですか！お願いだからおいらのことはほっといてください！」
おいらは、先生の差し出してきた手を振り払った。
でも、それから先生が翔くんたちに注意したのか暴力によるいじめはなくなった。
でも、その代わり…
翔「まじで、うざい。」
男「ほんとだよ。ほんとにさ、消えればいいのに。」
なんて影口が日常になった。
誰も、相談できる人なんていない。
さくらちゃんにだって迷惑かかっちゃう。
たった、２週間しかたっていないのにもう、おいらの心はナイフで切り刻まれたようにズタズタになっていった。
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作者名：青色るるみ | 作成日時：2013年6月4日 20時
