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ページ42

ー五条sideー




翌朝、目が覚めるとAはまだ寝ていた。

呪力も元に戻って見えた。



「行ってくるね。ゆっくり休んで。」



起こすのも悪いし、起きたら連絡してとメッセージを入れて家を出た。









「おはよー、硝子昨日はありがとう。」

「Aは?大丈夫そうだった?」

「うん、寝てたから置いて来た。」

「寝てた??一緒に寝たの?」

「心配だったし家に泊めた。」




嫌な顔する硝子に「あ、本当に何もしてないよ、」と付け足しておく。




「おはよーございます、」

「あれ、A先生は?」

「…今日は休み。」

「怪我したんですか?」

「五条先生とAさんが一緒にいて怪我するわけないでしょ!」

「特級2人が派遣された任務だぞ!簡単だったとは思えないだろ。」




珍しく声を荒げる恵。
それを聞き言葉を発さない悠二と野薔薇。




「んー、ちょっと大変だったからね、無理させて怪我した。
あと恵、Aはまだ特級じゃないよ、1級。」

「…大丈夫なのよね?」

「硝子は休めば治るって言ってたから大丈夫じゃないかな。」




静まり返る教室。あれ、いつもどうしてたっけ。

…Aがいい雰囲気作ってくれてたのかな。





「後でお粥作って持っていこーぜ!リンゴ買ってうさちゃんにしよ!」

「いいわね、そういう事で自習にしましょ!」

「…あー、A寮にいないんだよね、」




「僕の家で寝てる」と言えば何故か戦闘態勢に入られた。




「見損ないました。まさか怪我人に手を出すなんて…」

「いやいや、何もしてないって!」




今までの行いが悪過ぎたのか同期にも生徒にも信じてもらえず。




「落ち着いて、ね?目が覚めたら電話かけるようにメッセージ残したから。電話かかってきたらスピーカーにしてみんなで話そう?ね、」

「…そうね、Aさんも私らの声聞いたらきっと元気になるわね!」




そうして昼休み前の4時間目は自習にして、買い出しに行ってお粥とリンゴのうさちゃんを作った。

昼休みに届けるっていう約束をして。




・昼休み→←・



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くまこ(プロフ) - すみっことかげさん» 一気読みお疲れ様です(・・;)ありがとうございます!頑張ります! (2021年8月12日 1時) (レス) id: 45252353b5 (このIDを非表示/違反報告)
すみっことかげ(プロフ) - 一気読みさせていただいております!続編も応援してます!! (2021年8月11日 0時) (レス) id: 836ec41816 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - |†し="む†=ろうさん» そうなんです!5個前の話からそういう展開になりました! (2021年8月10日 23時) (レス) id: 45252353b5 (このIDを非表示/違反報告)
|†し="む†=ろう - ちゃっかり僕の彼女って言ってる...? (2021年8月9日 23時) (レス) id: 8436b1798d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - Rayさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年8月8日 18時) (レス) id: 45252353b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くまこ | 作成日時:2021年7月28日 21時

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