検索窓
今日:2 hit、昨日:25 hit、合計:346,614 hit

ページ30






ビルの上でうねうね動く推定特級。


東堂くんの術式と息を合わせて、
呪力をめちゃくちゃ込めて殴った。

ちょっと時間はかかったけどお互いほぼ無傷で終えた。




『回収しなきゃね、』




呪霊からは宿儺の指が出てきた。




「なかなか気持ち悪いな、これは。ブラザーはこんな物を食べたのか…」

『あ、怪我してない?』

「シスターの結界のおかげでな。」




ビルから出ると伊地知が待っていた。




「え、東堂さんもご一緒でしたか。」

『デートだったからさ。』

「冗談きついぜ…」

『高専まで急いでほしいな、指回収したから先に保管したい。』




万が一の事を考えると、宿儺の指持って出かける事は無理だ。


高専に着いて指を保管して、また急いで握手会の会場へと向かった。




『…嘘だと言って!』




入場受付は終了していた。




『ごめん、高専寄らなかったら間に合ったのに。』

「仕方がないさ、」




嫌なことってとことん続くなぁ……




『……この間高田ちゃんが食レポしてた寿司屋行こう?ご馳走するよ。』





*




最近の近況報告などしながらお寿司を食べる。




「大将〜、アカひもください!」




聞き覚えのある声にハッと顔を向ける。




『た、高田ちゃん!』

「あれ〜、私のこと知ってるの?」




カバンから握手券取り出して、急遽仕事で握手会に行けなかった事を伝えた。




「んー…じゃあ握手会来れなかった記念に写真撮ろう!」




高田ちゃんの神対応により
東堂くん、高田ちゃん、私
という3ショットがスマホ内に収められた。

握手もしてくれた。




「みんなには内緒だよ。またね、葵くん、Aちゃん!」




高田ちゃんの気遣いにより、一緒にお寿司食べて、お寿司屋さんの前でサヨナラした。




「…幸せだったな」

『本当にね、』




この上なく最高な気持ち。




『今日はどっか泊まるの?』

「明日の朝一出なきゃいけないから帰るぜ。」

『そっかー、駅まで送るよ。』

「いいや高専まで送る。」

『だめ、私は大人だからいいの。子どもは大人しく見送られなさい。』




駅へ向かい東堂くんと別れ、高専へと帰る。

何度も3ショットを眺めながら。




A今日はいろいろごめんね、報告書は出しとくね。

東堂くん楽しかった、サンキュー
おやすみ





翌日歌姫さんから「うちの東堂勝手に任務連れ出さないでよね!」とお怒りの電話があった。




・→←・握手会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (375 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
947人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くまこ(プロフ) - すみっことかげさん» 一気読みお疲れ様です(・・;)ありがとうございます!頑張ります! (2021年8月12日 1時) (レス) id: 45252353b5 (このIDを非表示/違反報告)
すみっことかげ(プロフ) - 一気読みさせていただいております!続編も応援してます!! (2021年8月11日 0時) (レス) id: 836ec41816 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - |†し="む†=ろうさん» そうなんです!5個前の話からそういう展開になりました! (2021年8月10日 23時) (レス) id: 45252353b5 (このIDを非表示/違反報告)
|†し="む†=ろう - ちゃっかり僕の彼女って言ってる...? (2021年8月9日 23時) (レス) id: 8436b1798d (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - Rayさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年8月8日 18時) (レス) id: 45252353b5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くまこ | 作成日時:2021年7月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。