戦い ページ15
太宰side
「……心残りはない。」
私はそう言って、目を閉じた。
すると、『バタンッ』という、何かがジャンプしたような音の直後に、ヒロの『ぐぁっ！』という声が聞こえた。
目を開けると……
「太宰が俺をそんな風に思ってたとはなァ。不服だが、俺もだぜ。」
「なーに勝手に死のうとしてるのよ！私と向き合ってくれるんじゃなかったの？」
そう言って笑う、中也とAがいた。
「なぜ此処に……？」
「全部調べたぜ。手前一人で解決しようとしてんじゃねーよ！！俺だってとっくに巻き込まれてんだからよ。あと、手前を殺していいのは俺だけだ！」
そう言って頭を軽く叩かれる。
「お兄ちゃん、ホント一人で抱え込んじゃうんだから！死ぬには早すぎるよ！」
Aは笑った。
あぁ、もう一度Aの笑顔を見れる日が来るとは……。
「手紙とメッセージ、読んだよ。ちゃんと伝わった。私も、お兄ちゃんが大好きだよ！」
私は泣きそうになった。
Aが私を好きだと言ってくれることに。お兄ちゃんと呼んでくれることに。
「感動のところ悪ィが、太宰の相手は俺だ。たとえ仲間が増えても変わらねぇ。強さでは此方の方が上なんだからな。」
ヒロはそう言って、仲間を呼んだ。するとヒロの後ろから、100人くらいの男達が現れた。
「戦おうぜ太宰。俺の仲間か、お前の仲間！！どっちが強いのかを！！お前の妹も、長くはねぇぜ。」
「どういう事だ……。まさか薬……」
「いいよお兄ちゃん。知ってるから。全部。……ヒロ。またアンタに会うなんてね……。」
「最後に言っただろ。『またね』って。お前は女。一瞬で殺されるぜ？」
「たかが100人ちょっとで俺らに喧嘩売るとは、良い度胸じゃねぇか……。すぐに殺られるぜ。」
「残念……。此処にいる全員、異能力者なんだよ！！」
おっと……。それは以外だねぇ。
けれど、お互いに反異能力者がいる今、重要なのは、どちらが体術で勝るかだ。
「では、証明しようか。私の仲間と大切を！！」
私達は戦い始めた。
何があっても負けてはいけない。１度捨てた命……。残りは仲間の為に使うんだ……！！
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Rin(プロフ) - 完結おめでとうございます。とてもよかったです (2022年7月16日 0時) (
レス) @page27 id: 4ae69cd508 (このIDを非表示/違反報告)
愛実(プロフ) - きえさん» ありがとうございます！トリップ小説にもコメントくれ？本当にありがとうございます！ (2016年9月4日 19時) (レス) id: 51dbbb2d03 (このIDを非表示/違反報告)
きえ(プロフ) - めっちゃよかったです！！ (2016年9月4日 14時) (レス) id: 3aafe91e2f (このIDを非表示/違反報告)
愛実(プロフ) - 文豪ストレイドッグスさん» ありがとうございます！完結しちゃいました(笑)新作をもう見てくれたんですか！？ありがとうございます！ (2016年9月3日 19時) (レス) id: 51dbbb2d03 (このIDを非表示/違反報告)
文豪ストレイドッグス - 完結おめでとうございます！とても面白かったです！！！新作も面白かったです！！！ (2016年9月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 0b69676c3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＨＱ＆進撃 | 作成日時：2016年8月18日 18時
