『〜第147話＊疑心暗鬼＊〜』バロックSide ページ8
バロック｢コルト、すまないねぇが。先に戻ってくれねぇか？｣
コルト｢え、どうしたんですか？急に･･･｣
バロック｢ちょっと、ジークと話してぇ事があるからな。｣
ジーク｢奇遇ですね。俺もちょうど、大佐と話がしたかったんですよ。｣
コルト｢そ、そうですか？じゃ、自分は先に戻ります･･･｣
会釈したコルトが完全に立ち去るのを確認したジークは口を開けた。
ジーク｢大佐、話って何なんですか？｣
バロック｢とぼけるな、ジーク。貴様、どうして･･･我らが『魔女』がパラディ島で発見したことをすぐに伝えなかった。｣
ジーク｢いや、アニちゃんは気付いていたらしいですよ。｣
バロック｢問題の本質はそこじゃねぇ。知っていながら、何故伝えなかった？我らが『魔女』は『始祖の巨人』に対抗する最終手段･･･それくらいの存在の価値だと分かっていながら、何故黙っていた？俺は『座標』の奪還だけでなく、壁内に行方知らずとなった『魔女』の居場所を･･･｣
ジーク｢あーあー!説教が長いです！大佐!｣
バロック｢誰のせいだと思っているのか!貴様は。｣
ったく･･･ジークと話すと調子が狂うぜ･･･
ジーク｢だから、拐うすきがなかったんですよ･･･ところで、何故･･･大佐はそんなに我らが『魔女』に執着しているのですか？それは、大佐が我らが『魔女』であるA元･総帥と姉弟であることですか？｣
後ろから冷水をぶっかけられた気分だった。
不意に煙草を落としちまった。
ジーク｢どうなんですか？大佐。｣
バロック｢さぁな･･･｣
続く
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エクレア - 白桜姫さん» ありがとうございます。更新開始しますので、よろしくお願いいたします。 (2021年1月10日 22時) (
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エクレア - 麗さん» ありがとうございます。更新開始しますので、よろしくお願いいたします。 (2021年1月10日 22時) (レス) id: 586ff1e3cd (このIDを非表示/違反報告)
エクレア - かなさん» ありがとうございます。更新開始しますので、よろしくお願いいたします。 (2021年1月10日 22時) (レス) id: 586ff1e3cd (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみに待ってます！ (2021年1月4日 19時) (レス) id: a5ed39c30f (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 更新されるの楽しみに待っています！ (2020年5月26日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エクレア | 作成日時：2017年5月26日 16時
