うぶらぶ (ページ33)

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始業式が終わり今日は終わり。
下校の時間になった。
大吾くんが今日来なかった事が心配でなにも聞いていなかった。

和也「なあ、一緒にお見舞いいかん？」
『へ？』

和也くんだ。大吾くんのことでいっぱいいっぱいで近づいてくる足音にも気づかなかった。

『えっと……だれの？』
和也「大ちゃんしかおらんやん(笑)」

大ちゃん…大吾くん？ってこと？
どうしよ、今あって私は…何を話せば
でも、このままにしておいたらきっと後悔する

『うん、いこ！』
和也「ほんまに？よっしゃ！大ちゃんよろこぶで」
『だといいな』

大吾くんの家の前

家…大きいな。なんか…緊張する

和也「大丈夫？」
『うん』

和也くんに、夏祭りのことを大吾くんの家につく前に話した。和也くんは詳しいことは聞かず、「そうなんや」とか
「大丈夫やで」と言ってくれた。
その言葉に、また涙がでてきた。

『よし！押そ』
和也「うん」

インターホンを押す。お母さんの優しい声が聞こえた
ドアを開けてもらい、玄関に入る

母「大吾なら、自分の部屋にいるから。あがって下さいな」
和也『「ありがとうございます」』

コンコン

母「大吾〜、はいるわね〜」
大吾「え？ちょっまってや」
母「ささ、どうぞ」

結構むりやりやなかった？ってか、、よくよく考えれば私…駿くんの部屋以外入ったことないかも…
ああ〜、緊張…