うぶらぶ (ページ29)

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たこ焼きを食べ終えて、また歩きだす。
でも、空気は少し重い

流星「……」

…やっぱり流星くんは私の方を見ている。それが気になってしょうがない。
それを見ている大吾くんの目も怖い…

長尾「なんで…少し空気がピリついているんですか？」(小声)
『わかんない…流星くんが話したいことあるらしいけど、そこらへんからかな？』(小声)
長尾「それだけですか？」
『うん…』

流星「………話してもいいですか？」

急に話しだしたので皆が流星くんの方を向く

『…いいよ』
さすがに…ずっとピリついた空気のままだと気まずいし…

流星「ちょっと先輩と謙杜…まっててもらってもいいですか？」

長尾「俺は全然！」
大吾「……」(うなずく)

ごめんね。大吾くん…

だれもいないところで二人きり…しかも、流星くんは緊張しているのでこっちまで緊張してしまう。

『話って…あ、ちょっとまって！』

流星「？」

カバンの中に入れていた誕生日プレゼントを取り出した。
中身は、メイク用品。
流星くんメイクが得意らしいから…

『はい！これ』

流星「あ…ありがとうございます！」

流星「帰ってからみます！……それで、本題なんですけど」

本題がきた…緊張する…なんだろ？部活も違うし…部活のことをわざわざ二人きりにしてまで話さないか

『うん』
流星「……好きなんです。先輩のこと」
『え？』

え？ってつい言っちゃった…流星くんが？私のことを
後輩からの告白は初めてで…どうしたら

流星「迷惑だとはおもうんですけど、、考えてくれませんか？」
付き合うかどうかをだよね？これは…

『…わかった』

流星「後…これも聞きたくて、、、」

『ん？』