うぶらぶ (ページ30)

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流星「西畑先輩となんかあるん？」
『え？』

やばい…そりゃバレるよな｡。大吾くん全部顔に出てたし…私もまずい！って感じやったし

流星「ないですかね？」
『……大吾くんにも…その…好きって…言われた』

驚いたような、知ってたような微妙な感じの顔をしている流星くん。

流星「そうなんや…ありがとうございました！…負けたくないんで」
『ん？』
流星「負けたくないんで…頑張ります」

負けたくないか…
『ありがとう』(ニコ)

そう言って歩き出す。二人と別れた場所まで歩く。
全然見えない…

！？

流星「はぐれたら危ないんで…一様…」
『///そう、だね』

やばい…顔真っ赤…
ああ〜…緊張する

長尾「あ、きた」
大吾「ほんまや……」

見られた。手を繋いでるとこ…
どうしよう…手を離すか？でもギュッ握られた手は簡単には離されない

流星「おまたせ〜。ごめんな、遅くなって」
長尾「いや、全然！それよりも…」

手の方を見る長尾くんと大吾くん。そりゃ気になるよね

流星「はぐれたらあかんやん？」
大吾「…なら、西畑がAちゃんと繋ぐからええよ」

そう言って、大吾くんは流星くんと繋がれていた手を離し、自分の手をいれる。

今日「え？」が止まらないんやけど…
びっくりすることしか起きてない。いまのところ

大吾「行こか」
『え、あ、うん』

これ…心臓がいくつあってももたないし…大吾くんちょっと怖い
長尾くんどんな気持ちでこれをみてんねんやろ

長尾「……皆、A先輩のことすきなんやな」
その言葉に、三人とも長尾くんの方を向く。

そして、呟くようにいった
長尾「僕のことも考えてくれへんかなぁ」