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【高地】
俺がこの村に来た時のことはうっすらだけど覚えている。
見知らぬ男と女が俺のことを突然、車に乗せてこの村に連れて来た。
そしてなにも言わずに小さなリュックサックを俺に放り投げてきて。
知らない人だったけど、幼いながらに『もう誰も迎えに来てくれない』ことが分かった。
だから、何度も泣き叫んで『行かないで』『見捨てないで』そう当時の俺はしがみついてて。
じいちゃんと一緒に暮らし始めてから俺はじいちゃんの病院の物や手話、医療のことに興味津々だった。
機械を勝手に触って何度、怒られたことだっけ。
まぁ、その影響もあって医療の事が詳しかったり今では基本的は手話まで出来るようになった。
それから月日が流れて、樹と出会ったんだけど今でも初対面の時の樹の顔を忘れていない。
体はガリガリでサイズも合っていない服と来てて、目には何も光を映していないような。
それが樹の第一印象だった。
でも、樹は俺と一緒にじいちゃんの元で暮らしていくうちに変わっていって、今では頼りがいのある奴になった。
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Nana6022(プロフ) - わらわそうさん» 突然、休んですみませんでした！ちょっとどんな風に書けばいいかわからなかったもので．．．。これからもぼちぼち進めていきますのでよろしくお願いします！ (2020年9月29日 1時) (
レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
わらわそう(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます、とても嬉しかったです！ (2020年9月29日 0時) (レス) id: 8ec50a30ac (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続きが気になるのですが、もう更新されないのですか？ (2020年9月4日 2時) (レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年7月5日 23時
