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【京本】
一度だけ、皆に言わずに北斗に会いに行ったことがある。
皆が言っている『じいちゃん』と俺は初対面で緊張しながら、小さな診療所に入った。
そうしたら、じいちゃんは快く俺のことを受け入れてくれて北斗にも会わせてくれて。
北斗はその時、ベッドで寝転がりながらだったんだけど俺と少しだけ話してくれた。
京本「大丈夫?」
北斗「....大丈夫。」
少し北斗の態度が冷たいな、って感じたんだけどそんなことを口で言えるはずもない。
京本「そっか....でもきっと、北斗は....大丈夫だよ。」
北斗「なにが?」
京本「え....?」
北斗「何が大丈夫だって聞いてんの。人がどれだけ苦しんでるのかも知らないで、そんな根拠のないこと言うなよ。」
京本「ご、ごめんね....。俺、北斗のこと何も分からなかったから....今日は帰るね。」
帰りにじいちゃんが『今、北斗は辛くて大我に当たっちゃっただけだから気にするな』って言ってくれたけど、俺はそれを気にしないわけにはいかない。
帰ってから部屋で一人、俺は泣いた。
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Nana6022(プロフ) - わらわそうさん» 突然、休んですみませんでした!ちょっとどんな風に書けばいいかわからなかったもので...。これからもぼちぼち進めていきますのでよろしくお願いします! (2020年9月29日 1時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
わらわそう(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます、とても嬉しかったです! (2020年9月29日 0時) (レス) id: 8ec50a30ac (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続きが気になるのですが、もう更新されないのですか? (2020年9月4日 2時) (レス) id: cb5352d413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nana 6022 | 作成日時:2020年7月5日 23時