2 sideO ページ22
『……っ、さ、と…』
誰かに呼ばれた気がしてハッと目を覚ます
ここは…オレの家で、ベットの中
んで、隣にいんのは
「しょぉ…？」
「…さとっ…っく、…うぅ…」
苦しそうにオレの名前を呼ぶのはこの季節だからか…
「いるよ。しょ、愛してる。」
抱き締めてやれば安心したかの様に深い眠りに着く彼
ココに来るまで、オレは…オレ達は
凄く、すごく遠回りをして。
『普通ではない』といういくつもの壁を超えて
ココに辿り着いた
他の誰がその事について何を言ったとしても、オレは
コイツしかいらなかったし
コイツだから。いいんだ。
危うい関係だという事も。それがどんなにイケナイ事なのかも
分かってる。
けど。
オレの心の真ん中が、一番大事な事は誰にも譲るなって言ってる。
この先、いつ、どうなるかなんてわからない。
けど
この手を死んでも離さないってのはもう決めてるから。
数時間前まで野獣だった愛おしい人の
ずっと変わってない寝顔を見ながら
もう一度
眠りの海に飛び込んだ。
「おはよ。」
アラームが鳴るほんの少し前に目が覚めた彼が
オレに何度もキスをして起こしてくる
「ねみぃんだよ…誰かさんが夜中に起こすから」
くるんって背中を向ければ
「俺…久しぶりに昔の夢を見た」
背中から声が聞こえる
「ん」
「…まだ、自分の想いを誤魔化してた時の、さ」
「ん…」
「あの時はまさか、貴方とこんな風になれるとは夢にも思わなかったよ」
背中から太い腕が伸びてきてオレを抱き締めるから
「オレは…思ってた。だってもう、そのずっと前からしょぉの事…好きだったんだから」
その回された指先に自分のも合わせてそっと撫でる
「オレの方が…そ、その、もっといっぱい…んっ」
くるっと身体を引き寄せられて
突然塞がれた唇
「いっぱい？……何？…シテ欲しいの？」
「ちょ、んんっっ、ま、…」
「待たない…てか、待てないの」
あっという間に野獣になるアイツが
愛おしくて…
『オレの気持ちなんか何も知らないアイツが、ほんの少しでも気にかけてくれればいい』
アイツが無邪気に触れて来る度に苦しくて、苦しくて
ある春の夜に思い付いた
オレが……誘惑すればいいと。
オレを離したくはないと言うような深いキスに溺れながら
愛おしい年下の彼の背中に腕を回し、
その誘惑が成功した事に笑みが浮かんだ。
『オレの方がもっといっぱい苦しんで来たんだから、同じ苦しみを味わって欲しかったの』
【5月17日】描いちゃった♪→←《春の夢》sideS 【5月17日】
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ひろ(プロフ) - ちびさん» ちびさん♪こんばんはヽ(´▽｀)/私の夢に賛同してくれてありがとうございます♪ね♪絶対に楽しいと思うの。そして、ご縁を頂いて本当に幸せです〜(^_^)こちらこそ、よろしくお願いしま〜す♪ (2019年2月3日 20時) (
レス) id: e0ad014850 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - ひろさん、こんにちは。素敵な夢ですね！そしてありがとうございます！せっかくのご縁、私も大切にしたいと思います。これからもよろしくお願いします♪ (2019年1月31日 14時) (レス) id: 728ddb1084 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - コッペさん» コッペさん♪コメ、凄く、凄く嬉しいです〜( T_T)感涙です〜。私もですよ。頭に爆弾一個抱えてますが、この命ある限り、ファンです！ヽ(´▽｀)/一緒にきゃっきゃしましょう♪ (2019年1月30日 12時) (レス) id: e0ad014850 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - けいさん» けいさん♪是非是非いらしてくださいね〜ヽ(´▽｀)/そうそう♪ファンを休む暇は私達にはないんですよ♪ずっと一緒にきゃっきゃしてましょうね〜♪(´▽｀)うふふ♪ (2019年1月30日 12時) (レス) id: e0ad014850 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - あいさん» あいさ〜ん♪もちろんですよ〜！将来はそこで一緒にきゃっきゃして楽しみながら生活しましょうね〜♪イケメンお爺ちゃんな5人を見て、幸せに浸りましょうね〜♪ (2019年1月30日 12時) (レス) id: e0ad014850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろ
| 作成日時：2018年2月15日 12時
