【神様はじめました】やはり私の青春ラブコメは間違っている。３【成り代わり】 (ページ25)

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＊１０４話ページ25

もしかしたら巴衛はミカゲさんに会いたいのかもしれない。

でも、それを聞いたらダメな気がする。

「おはよう聖華ちゃん、巴衛くん」

「おはよー」

あみちゃん可愛い。

ケイちゃん素敵。

今日も天使No.３を拝めた。

ありがたやありがたや。

「どうしたの?その湿布」

「いや、その、ちょっと筋肉痛で…」

あみちゃんとケイちゃん、おそろいのケータイだ。

いいなぁ。

「おう桃園!二学期は初日から来てんなぁ」

―――ﾊﾞﾝｯ

「ぐふっ」

なんとも言えないこの痛み…!!

「…っ!しね…っ」

こっちはやっと治りかけてんだ。

それをてめぇは悪化させんのか?

「うわなんだコイツ。湿布くせっ…」

お前が臭いわ。

「おい。気安く触るな糞餓鬼」

わはは、ザマァ磯辺。

「気をつけろ聖華」

「はーい」

巴衛の顔が近かった。

＊

あまりにも筋肉痛がヤバかったので保健室に来ました。

連れて来てくれたのは、もちろん天使No.３のあみちゃん。

ありがとう、痛みが少し消えたよ。

保健室の先生(23歳)に説教された。

「聖華ちゃん神楽舞ったのよね!すごくきれいだったんですよっ」

きれいだなんてそんなっ!

「神楽ってそんなハードなの!?」

踊ってみればわかる。

「きついならしばらく横になってなさい」

「はい」

授業をサボることになってしまった。

事情が事情なんだけどさ。