【神様はじめました】やはり私の青春ラブコメは間違っている。３【成り代わり】 (ページ24)

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＊１０３話ページ24

現在は登校中。

えﾞ筋肉痛?

あははー…まだ痛いです。

「本当にいいの?巴衛」

「当たり前だ。非力なお前が神議りなど出ても恥をかくだけだからな」

どうせ私は未熟な虫ケラですよーだ。

「別にさ、巴衛がそれでいいならいいんだけどさ」

結局大切なのは巴衛の意見なわけで。

勝手に決めるのはダメな気がする。

「聖華ちゃ―んっ」

「ふぁいっ!?」

えﾞなんで!?えﾞえええﾞ!!??

「ひどいよ!僕をおいて先に行くなんて―」

しまった…忘れてた…。

「ずるいよ巴衛君だけなんて!僕だって聖華ちゃんと学校に行きたいよ」

行きたいって言われてもなぁ…。

「来ても退屈だよ」

「でも巴衛君は行くんでしょ?」

うぐっ!それを言われると反論出来ない。

「どうする?巴衛……」

…バカ。やっぱり会いたいんじゃん。

「…そういやミカゲ様の化身って蝶なんだってね」

化身?スタンド的な?

「化身って神様の宿り物のこと?」

「うん、それ。ちなみにヨノモリ様は梅の花」

じゃああの時の蝶は……。

「何を話している?」

耳と尻尾は隠してね。

ここ一応、人が通る場所だから。

「えー?別に―」

んんん?これはやばい予感?

「もしかしてミカゲ様がいるのかもって期待して蝶を目で追っちゃってる寂しがり屋の巴衛君が可愛いねって話してたの」

瑞希がそう告げるとほぼ同時に瑞希は巴衛によって木にぐるぐる巻きにされていた。

「ご、ごめんね!学校に行かないと遅刻しちゃうから…!」

ごめんよ、瑞希…。

その内、連れて行ってあげるから。