星 空 の 下 で 。

story16☆ ページ17

クレアside


今はシュウヤの部屋。

女王様は、思った通り、シュウヤに部屋を用意してくれた。


「ぷはぁ〜！良かったね、シュウヤ！！女王様が部屋を貸してくれて…！」


「あ、あぁ。ところで、なんでクレアはここにいるんだ…？
もう自分の部屋に戻っても「もうちょっとおしゃべりしたいから！！」……」


あれ？

シュウヤ、黙っちゃった。


私、おかしなこと言った…？

もしかして、シュウヤは私といるの、嫌だったかな？


だったら大変…！

でも、そんな心配なかったわけで。


「はぁぁぁ〜〜！ま、いっか。なぁクレア。月が爆発するって分かる前のこと、話してくれないか？」


月が爆発すると知る前…？


「いいけど…なんで？」


私が聞くと、シュウヤは呆れたようにため息をついた。


「クレアって、意外にマヌケ…？ww」

「はぁ！？」


急にニヤニヤしたかと思うと、まさかのマヌケって…！！


「マヌケじゃないもん！！」


「そっかそっかｗ。クレアは俺に、この星を救ってほしいから、この城に連れてきたんだよな?



目的、忘れてねェーか？w」


・・・・・・・・・？


ッあ！！！



私、シュウヤを連れてきた目的、忘れてたかも……


シュウヤは、この星を救うためにここに来たんだ。



研究をしたり、実験をしたり………





ヤバイ・・・・・・



シュウヤに、なにも言い返せない！！！！！！！！！！！！！！！！！

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