６． ページ8
放課後、早速成蘭の制服を借りて標的を待つ。
三「お前本当にAか…？」
『どや、かわええやろ。』
顔を白くして真っ赤なリップを塗って、京子ちゃんと同じように髪を巻いてもらった。
バリバリスケバンヘアー。
鏡を見たけど凄すぎて言葉が出なかったほどにはいつもと違くて、三橋も呆然としていた。
あと………
伊「〜！ｯｯ！〜〜〜!!!」
『ねえ、伊藤のそのスイッチってどのタイミングではいるの？？？？』
伊藤も京子ちゃんを初めて見た時のように口をパクパクさせている。
金魚みたいだね(困惑)
京「ま、元が良かったからな。」
『え、あ、おっふ……』
明「いやAさんのそれもどのタイミングでスイッチ入るんすか…」
『そ、そんなことより！まだ来ないの？』
京「ん、もうそろそろ来る時間…あ、アイツらです。」
明「京子さんが言い寄られて、逆にボコボコにしてやってから、毎日ですよ。」
うわあダサいな……
三「私に任せて！」
伊「頑張りますわよ…」
『行ってきますわ』
ジャンプしながら近寄っていく三橋を追う。
なんであんなテンション高いんだ…
三「なんなんですかあなたたちぃー」
「逆になんなんだよテメェら。京子出せよ京子！」
伊「京子ってぇ、よく見たらそんなにかわいくないですよ」
『ん？』
三「そうですよぉ。背も小さいしぃ、性格もバリバリ悪いし！」
『三橋くんそれ私にも効く。(低身長)』
ぐるぐる唸ってると、三橋がそっと、
お前もなんか言え
と耳打ちしてきた。
そんな、なんか言えって言われても…
『わ、私たちじゃ、ダメですか…？』
上目遣いで、少し涙を溜めながら見つめる。
すると、こいつも結構かわいいぞ？、確かにあの子も…なんて相談しだしたが、すぐにダメだよ！！と話を戻された。
うんまあ、そうだよね。京子ちゃんを連れて来いって言われてるから…
…よし、やむを得ない。
三「お願い、わたしぃ、あんたがタイプー！」
『私はあなたがいいなあ〜…っと！！！』
三「めっちゃすっきゃねーん！！！」
油断させたところでの急所蹴り。
三橋くんの案だけど、なかなか卑怯だね！(転校初日で使ってた人)
「これで済むと思うなよ…！！！」
『二度と成蘭に来るな〜!!!!!』
三「そうよそうよ！二度と成蘭に手ェ出すんじゃないわよ〜!!!!」
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サイコパス人間 - 姉弟喧嘩で誤解生むとか笑面白すぎ笑 (2020年9月19日 14時) (
レス) id: a7568b633b (このIDを非表示/違反報告)
イルカンジクラゲ(プロフ) - サクラさん» うわあああああああああああ!!!!ありがとうございます………(感激)めっちゃ頑張ります！ (2020年9月18日 16時) (レス) id: ce23aec256 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - めっちゃ面白いです！姉弟喧嘩…笑 更新頑張ってください、応援してます！ (2020年9月17日 7時) (レス) id: 2be65d96af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカンジクラゲ | 作成日時：2020年9月1日 0時
