妹の 冷や汗は とまらない。 ページ5
そんな台詞と共に、
何故か人の形になっている彼___メタトンが現れた。
「随分と悪戯な口を持っている子猫ちゃんはどこの誰かな?」
明らかに怒りを含んだ声でそう言ってから、私の方を見た。すると、突然目を見開いて此方に近づいてくる。
や ば い 。
殺 さ れ る 。
尋常じゃない冷や汗が背中を伝った。
兄も隣で固唾を飲んでいる。足が震えた。
あと数歩で殺人ロボットが私の目の前にくる。
自分大好きな彼の事だから、きっと写真集や自伝なんかを何万回も読ませられて、拷問の末死ぬことになるんだろうな…
お兄ちゃん、助けて…
思わず目を瞑った。
しかし、彼の口から出てきたのは予想だにしない言葉だった。
「な、なんてかわいいんだ、、、」
「……は?」
((普通の少女と))
((スーパースター))
((これが始まり))
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マリモ - めっちゃよきまるです!メタトンめっちゃ好きなんでありがたいです! (2019年11月3日 0時) (レス) id: c53217d3fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海 月 / く ら げ | 作成日時:2018年12月28日 17時