検索窓
今日:9 hit、昨日:73 hit、合計:39,536 hit

7 ページ47

桃side


"ちゅっ、ちゅ…"


「んっ…はあっ…ん…」

青「ちゅっ…ん、ちゅ…」


何度も繰り返される口付けに心が温かくなっていく


自分でキス禁止とか言いながら、ほんまは俺やってしたかった


キスシーンが多いことにも嫉妬してたし、その上書きがしたい気持ちはあったけど


男の人ともキスするなんて聞いてなかったから


ちょっと寂しくて、流星に意地悪なことしてもうた


「んっ…ちゅっ…」

青「……!」

「男の人にキスされてた場所やから…上書き…//」


流星からのキスを受け止めてるだけやったけど、1箇所だけどうしてもキスしたくて自分から動いてみた


唇の右端の方。流星がドラマで男の人にキスされてたところ。


1番嫉妬した場所やからそこだけはちゃんと上書き


そんな風に思っていたら、流星が俺の肩をグッと押して距離を取る


「流星…?」


なんやねん。さっきまでは"キスしていい?"とか聞いてたくせに


なんで急に距離取るねん。寂しいやんか。


青「あかんって…笑」


髪をぐしゃぐしゃにして笑顔を浮かべる流星


でもその笑顔は引き攣ってて


青「これ以上はあかん。抑えられへんから」


ポンと優しく頭の上に手だけが置かれて、すぐに遠のいていく


でも、そんな流星の背中にギュッと抱きついて離れられないようにする


まるでドラマのヒロインの子がやってたように


「まだ上書き足りてない…」

青「っ……」

「キスシーン多かった。嫉妬した」


そう言うと、流星はクルッと振り向いて俺の顎を掬う


"ちゅっ"


「んっ…」

青「はあっ…ちゅっ…」

「んぅ…ぁ、はあっ…」


角度を変えて何度も降り注がれるキス


次第に力が抜けてソファーに崩れ落ちていく体


そんな俺に覆い被さるようにキスをする流星の唇は徐々に下がって首筋へと触れる

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
277人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まかろん | 作成日時:2023年10月1日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。