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青side


桃「今日は再現よりも聞きたいことがあんねん」

「え?」

桃「だから、再現やなくて俺からの質問って言ってんの!」

「てことは再現なし?」

桃「質問に答えてくれたらええ」


小瀧さんよ。どこまでキス禁止させる気なん?


嫉妬は嬉しいけど、ちょっと…


いや、だいぶキツイんやけど…


「質問ってなに?」


でも俺って望に甘いんよなー。


キスできへんのがキツいなら質問に答えんと、再現しようって言えばええんやけど


望が聞きたいことがあるなら、そっちを叶えてあげたくて


結局は望の質問に答えてまうねん


桃「流星は守りたいものあるん?」

「守りたいもの?」

桃「ドラマ見てて気になったから」


あー、あのシーンか。捨て身な分、いざと言う時強いかもよって。


ドラマの主人公にとっては、ヒロインの子やった。


ほな俺は?


そんなん一つだけ。


そう言いたいところやけど、正直たくさんある


望はもちろん、家族やメンバー、ファンのみんな、この仕事も。色々と守りたい。


「…色々やな」

桃「ふっ笑 流星らしい笑」

「でも、その色々の中に望も含まれてる」


俺の答えは予想通りだったのか怒りはしなかった


でも付け加えた俺に頬を赤らめる望


ちょっと予想外の返答しちゃったかな?笑


やけど本音やから。当然のように、俺の守りたいものの中には望が入ってんねん


「望は?守りたいものあるん?」

桃「俺は…」


望も色々って答えるやろうな


ほんまに周りの人を大切にしてるし


誰よりもチームを大事にしてる子やから


桃「…色々やな笑」

「ふはっ笑 一緒やん笑」

桃「おん笑 でも…」

「でも?」

桃「守られたいのは1人だけかも…?」

「ふっ笑 なんやそれ笑」

桃「気づけばーか//」

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作者名:まかろん | 作成日時:2023年10月1日 16時

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