主演ドラマに嫉妬青×桃 (ページ39)

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青side

ベッドの上。望と一つになって甘い時間を過ごす。

桃「はあっ、はぁ…//」

「風呂入ったけど汗だくやな笑」

桃「流星のせいやんか！//」

「ふはっ笑ごめんって笑」

たった1週間でも溜まるものは溜まる

それを望は未だにわかってないんかな

こっちは必死で我慢してるっていうのに

桃「もう今日はあかん。ちゃんと寝て」

「はいはい。わかってるよ」

先週に比べれば今日はまだまだ。

でも明日から舞台のために大阪に行かなあかん

それをわかってる望は俺の身体を気遣って休めと言う

先週やってなかったら、朝までやっても何も言われんかったんかなー

そんなことを考えてること、望にバレたら怒られるやろうな笑

「おやすみ」

桃「おやすみ」

既に横になってる望の隣に寝転がり、頭を撫でる

目を閉じると余計に際立つ長いまつ毛

寝始めは綺麗な寝顔なんやけどなー笑

そんなことを思いながら見つめていたら

桃「…腕」

「ん？」

桃「腕貸して」

望から腕枕をお願いされるなんて珍しいな、とは思ったけど、全く嫌やない…むしろ嬉しいからスッと右手を差し出す

でも望には"反対"って言われた

なんで？望は右側におるんやし、右腕ちゃうん？

桃「左がええの」

よくわからんけど、望がそう言うなら…

そう思って左腕を差し出すと、グッと腕を引かれた

「うおっ…びっくりした」

桃「…俺は寝てんの」

「え？」

桃「俺はもう寝てんの」

どういうこと？めちゃくちゃ起きてるやん

なんて口にしたら睨まれるだけやから黙って、目を瞑る望を眺めていたら

桃「流星は俺のもの」

「え？」

桃「俺のそばにおらなあかんの。せっかく好きになったんやから」

これ、台詞に似てるよな？ヒロインの子の。

そういえば今日はまだ再現してない

望が後でって言ったけど、髪乾かしてすぐにベッド行きやったから

でも望としてはそれでよかったのか。