主演ドラマに嫉妬青×桃 (ページ32)

今日:14 hit、昨日:17 hit、合計:39,468 hit

2 ページ32

桃side

『流星は俺とそういうんしたいんかな』

緑『それはしたいと思うで？』

『でもそんな風に見えへん』

黄『流星も我慢してるんちゃうかな。男ってそういうもんやで』

緑『そうそう。俺もしげによく言われたなー笑 "とも、そういうのがあかんのやで"って、真顔で笑』

黄『俺も笑 "淳太くん。それ無意識？"って急に言われて、そのままベッド行きやったわ笑』

紫『同じ男やのにわからんものなんやな！』

黄『濵ちゃんにはわからんかもな笑同じ男でも、いる立場でわからんくなることもあるってわけよ』

緑『そういうこと！俺も女の人と付き合ってたら、しげの気持ちわかったんかなーって思うけど、わからんくてええかなって思ってる』

黄『神ちゃん、かわええなー笑今のしげが聞いたら大喜びやで笑』

2人の会話を聞いてて、そういうものなんかと初めて知った

濵ちゃんの言う通り、同じ男でも全然ちゃう

俺には流星が何を考えてるのか、俺とそういうことしたいのかわからへん

"俺はしたいんやで。でも流星は？"って脳内は駆け巡ってて

その中で、神ちゃんと淳太の"我慢してる"って言葉が俺に一歩踏み出す勇気をくれた

青『今度俺ん家くる？』

彼女会から数日後。偶然にも流星からお家デートのお誘いがあった。

まぁ、偶然いうても家に行くことなんてしょっちゅうやったから、ほんまに何気ない誘いやったと思う

でも俺には絶好のチャンス。流星の両親と妹たちがおらんことだけを願って、色々と準備をした上でいざ流星の家へ。

『家族は？』

青『ばあちゃん家行ってる。たぶん帰ってこんと思う』

『行かなくてよかったん？』

青『こういう時やないと望とゆっくりお家デートできへんやん。ばあちゃんには今度1人で会いに行ってくる』

流星の返事に内心ガッツポーズしたことは今でも覚えてる

だって、この家には俺と流星だけ。

そういうことするにはもってこいやろ？

そんなことを考えながら夜まではいつも通り過ごした

『お風呂ありがとう』

青『ん。ほな俺も入ってくる』

そして、ついにその時が…