主演ドラマに嫉妬青×桃 (ページ31)

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第３話ページ31

桃side

「初夜ねー…」

3話を見返しては毎回同じところで同じことを言ってる

予告を見て、初夜を迎えるのかとそわそわしてたけどまだやった

でも、そんなところが俺と流星の恋に重なる

『え！卒業したん！？』

男『昨日、無事に！笑』

高校生にはまだ早いと思ってたけど、思春期となればそういうものか。

周りの同級生で既にコトを済ませてる奴は何人かいた

俺にも、流星という恋人がおるわけやし時間の問題かも…って思ってたんやけど

流星は俺が高2になっても、高3になっても手を出してこなかった

そんなうちに俺らはデビューをした

まだ高3で学校に通っていた俺は実家暮らし

流星も同じく実家暮らしやったから都内で仕事の時はホテル生活

同じ部屋になることもあったけど、それでも一切手は出されへん

ずっとキス止まりの関係に、ほんまに流星が俺を好きなんか不安やった

でも流星は口にして愛を伝えてくれる人やから、愛されてる自覚はあってん

ただ、なんで手を出されへんのか…

そんな疑問が残り続けて

緑『えっち？』

『そう。初めてはいつやったん？』

黄『急にそんなん聞くなや』

『やって2人にしか聞けへんやん！！』

紫『おーい、俺もおるでー』

『濵ちゃんは黙ってて！！』

紫『すみません…』

相談したのは同じメンバーの神ちゃんと淳太

神ちゃんもJr.の頃からしげと付き合ってたらしく、淳太も照史と。

知らんかったんは俺だけなんやって。

みんな、俺がノンケやと思ってたらしく…って、まぁ事実やけど。

ノンケやったはずやのに、気がつけば流星に落ちてコッチの世界に来てたというか。

せやから先輩の2人に相談。ほんで、濵ちゃんは俺の気持ちを落ち着けるためのおまけ的な。