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薮くんside


光「ぶっちゃけさ、Aのことどう思ってる?」



帰り道、光が聞いてきた。


あ、Aは用事があるらしくて先に帰ったよ



「そんなの愚問だよ。大好き」


光「うん、知ってた」


「じゃあなんで聞いたんだよ(笑)」



今更聞かなくてもわかることをわざわざ聞いてくるとかさ、変なの。



光「俺が気になったから。てかさ大好き以外に何か思ってることないの?」


「………大切にしたい、かな」


光「大切に?」



「うん。付き合った時からずっと思ってるし、あんな事件があったばかりだし余計にね」



あの事件以降、今まで以上にAを大切にしたい


って強く思うようになった。



光「そっか、そうだよな」



うんうん、と納得した様子。



「なんかAに言われた?」


光「うーん、言われたって言えば言われた」


「なにを?」



光「それは言えないよ、Aと俺のヒ、ミ、ツ」


やたらとヒミツという言葉を強調してくる。




光「嫉妬しました??」


「うるせ。」


あーもう。小さなことで嫉妬するのはやめようって決めたのに……


ていうか光に言われるのが一番ムカつく。笑

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作者名:ちぃすけ | 作成日時:2019年8月15日 14時

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