stxxx妄想爆裂！短・長編集！

奏でる音も聞こえない#2ー黄嫌われ→黄愛され（青黄）ー ページ30

ころんSide

最近…るぅとくんの様子がおかしい。

僕は慣れた手付きでドアを開けソファにるぅとくんを座らせた。

る「…あの…。なんで…」

こ「なんかあるんじゃないの…？」

偽りの仮面。僕には見えるよ？?

こ「頼ってよ。なんでも聞くから。泣いていいよ。支えるから。」

る「ふｯ…」

こ「…」

僕はるぅとくんを抱きしめた。
細い…細すぎるよ…。熱あるし……

る「僕…ｯ最近…体調が優れなくて…
作業してたんだけど…作詞作曲が出来なくなってて…何回も…何回も…繰り返して頑張ったのに…
できなくてっ…。

MIXもこうやったらいい曲になるっていうメロディが頭に流れなくてっ変なMIXになって…

寝てみたんだけど…っ…全然出来なくて…それで…間に合わなくてっ…ｯ」

辛い…辛すぎるよ…。
なんで…こんな…抱えないといけないの…。

メンバーの圧に何もできない自分。
言い返せなくて…受け入れるばっかり…。

なんで…どれほど傷ついただろう…。
こんな…些細な子を…

背中をポンポンと叩いてあげると僕の胸元から寝息が聞こえてきた

僕は看病をしながらLINEをうつ。
結構の高熱。38'9。

ななもり。明日の10時会議ね。

ころんなーくん。会議僕の家で。

こ「大丈夫…僕が支えてあげるよ…。」

ー後日ー

さ「なんだよ。るぅと遅刻？」

こ「そのことなんだけどるぅとくんについて」

皆の耳が動いた。
僕はゆっくりるぅとくんの現状を話す。

メンバーの目が見開かれ驚ぎが伝わる。
きっと後悔している僕も。皆も。

こ「…ということ。」

さ「なんだよ…俺っ…るぅとのこと知らず知らずに…」

な「リーダーなのに…気づけなかった…」

莉「聞いてあげれば…ｯ」

ジ「ほんと何してんやろ俺…」

せめて…せめて僕でももっと早く声をかけれれば

る「…辞めて…。僕のことで泣かないで…。」

こ「るぅとくん…！だめだよ寝てなきゃ…！」

莉「る"ぅち"ゃぁーん！」

る「わっ…莉犬…大丈夫だから…、」

そう言って無理ばっか
そんな事するから

な「るぅとくんごめんね…。るぅとくんなら出来ると思って…負担かけちゃったんだね…。

ごめん。昨日は辛かったでしょ…？」

さ「俺もごめん…。一方的に言って」

ジ「ごめんな…るぅちゃんがここまで抱えてるなんて考えても無かった…」

莉「俺も…MIXくらいなんて言ってごめんね…」

る「大丈夫ですありがとう御座います。」

その日は仲直りをして皆でるぅちゃんと寝ました。

今日一日は僕の猫ちゃんね？ー黄青ーみみち!!様ー※※→←奏でる音も聞こえないー黄嫌われ→黄愛され（青黄）ー

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