束縛愛 (ページ10)

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〜翔〜

よりにもよって関ジャニかよ

翔｢何もされなかった？特にこの錦戸に」

潤｢名指しなんだ｣

翔｢当たり前じゃん！！｣

Aは宇宙一可愛いから変なこと強要されたかもしれない

もし仮に、そんなことしてたら死にたいと思えるような生き地獄に招待するけど

名前だけじゃピンとこないだろうから、画面を指差した

｢うーん。あ！！……何もされてないよ」

いやいやいや嘘！！(笑)

思いっきり｢あ！！｣って言ってるし

嘘が下手なとこも可愛いなぁ

翔｢本当に何もされてない？」

子供の絵本の読み聞かせのように静かに聞いた

俺は怒ってないと示すために

実際、怒ってないよ？Aには

｢本当だよ。ただ…。この人に前髪上げられちゃって…」

えへへと笑うA

でも、どこか悲しそう

気にしてないなんて口にしながらも、深いトラウマになって、無意識にコンプレックスになってる

翔｢Aは可愛いよ」

そっと髪を上げて額から左目にかけて、痣のようになっている火傷にキスをした

｢ありがと」

お世辞じゃない

本当にそう思ってる

Aは宇宙一……今世紀最大可愛くて

俺が唯一側に“おいておきたい”と

心からそう思い、願った女の子