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56話 私のヒーロー ページ7

「短髪のガキを殺せ」



真人がいきなり改造人間を出したと思ったら、そんなことを言ってきた



「悠仁!!」



助けに行こうとしたら、いきなり真人の手が目前まで迫っていてとっさに避ける



「次はあんたらと戦わせようと思うんだ。今度は泣いちゃうかな?現実と理想の擦り合わせができていない馬鹿な子供(ガキ)は」



「そんなことない!悠仁は……悠仁は!」



「それは違います。彼は今まさにその擦り合わせの真っ最中。どちらかと言えば、馬鹿はあなたです」



私が必死に言っていると、ナナミンがそれをつなぐように言ってくれた。それだけで、私はうれしかった



そんなことを考えていると、悠仁がいきなり落ちてきて、そのまま真人に攻撃を仕掛ける。そして、みんなで隙を与えないようにどんどん攻撃していく



でも、真人が口の中でなにかをすると、あっという間にナナミンといっしょに閉じ込められてしまった



「領域展開、自閉円頓裏」



領域展開??それって、前に五条先生が見せてくれたやばいやつじゃ……



「今はただ、君達に感謝を」



「必要ありません。それはもう大勢の方に頂きました。悔いはない」



そんな、かっこいいことを言って笑うナナミン。だけど、私には悔いがありまくりなんだよなあ……野薔薇や恵、もちろん悠仁にだってお別れ言えてないし。でも、前に見たものは、五条先生くらいでなければ到底逃げられそうにも、打ち消せそうにもなかった


_______ここで、おわるのかな



そんなことを、思っていた時だった


なにか、ガラスが割れるような音がした、と思ったら、なんと悠仁が中に入って来ていた。そして、悠仁の中にいた宿儺が真人に攻撃して、その領域が閉じた



「悠仁は、いつだって私のヒーローだ」


この言葉は、そのまま真人を追いかけた悠仁には届かなかっただろうけど、それでもいい。そういったところで、悠仁なら俺はそんなんじゃない、というのが目に見えているから



「私たちも追いましょう」



ナナミンがそう言った瞬間、悠仁の体がふらついた



「悠仁!?」



あわててかけよったけど、気絶しているだけに見える。よかった、そう思ったら、私まで気が抜けて座り込んでしまった



「お二人とも大丈夫ですか?」



「私は大丈夫、です。悠仁も気を失っているだけ」



「大丈夫じゃないでしょう。すぐに家入さんのところへ運びます」



その言葉を聞いて、完全に気が抜けたのかは知らないが、私は気を失った

57話 明るく→←55話 祓うこと



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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天泉(あまみ) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月8日 6時

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