77話 交流会続行 ページ28
「っつーわけでさ、色々あったし人も死んでるけど、どうする?続ける?交流会」
五条先生がそんなことを言ってきたのは、交流会二日目にあたるはずだった日で。つまり、つまりだ。この人は、事件があった次の日にまだやるか聞くと……?
「うーん……どうするって言われてもなぁ」
「当然、続けるに決まっているだろう」
真っ先に先生の問いかけに答えたのは、東堂先輩。ええ、もう休んじゃいたかったんだけど、私
「その心は?」
「一つ。故人を偲ぶのは、当人と縁のある者達の特権だ。俺達が立ち入る問題ではない」
五条先生の言葉に対して、真面目に回答を始める先輩。なんか、めっちゃマトモなこと言ってんな
「二つ。人死にが出たのならば、尚更俺達に求められるのは強くなることだ。後天的強さとは、結果の積み重ね。敗北を噛みしめ、勝利を味わう。そうやって俺達は成長する。結果は結果として在ることが一番重要なんだ」
「東堂先輩って意外としっかりしてるんですね」
「しっかりイカれてんのよ」
京都校の水色髪の人と真希先輩に似てる人が、何か話していたのだが、水色髪の子の発言には激しく同意。っていうか、先輩以外京都校の人の名前知らないな。ま、いっか
「三つ。学生時代の不完全燃焼感は、死ぬまで尾を引くものだからな」
「お前いくつだよ」
なんか一回人生を経験してそうなことを言う東堂先輩。本当にあなた何歳ですか??あなたもまだ学生ですよね??
「意義ナーシ」
「しゃけ」
みんな先輩の言葉に納得したのか、徐々に賛成の意見をあげていく。これ、私も言わないといけないやつだ
「私も大丈夫です」
みんなが言ったのを確認したのか、今度は真希先輩が口を開いた
「個人戦の組み合わせはくじ引きか?」
「え、今年は個人戦やんないよ」
……は??待って、個人戦って決まってたことなんじゃないの
「僕ルーティーンって嫌いなんだよね」
そういいながら、先生が悠仁に向かって何かの箱を投げる。見てみると、くじ引き?のようだった
「毎年この箱に勝負方法入れて当日開けんの」
悠仁が取り出した紙に書かれていたのは
「野球……?!」
なぜか、野球でした
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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