60話 ガラ悪そう ページ11
「おい、来たぜ」
真希先輩がそう言ったので、見ていた方向に視線を向けると、なんかこわそう(語彙力)な人たちがこちらに歩いて来ていた
「んー、なんだっけ……あ、そうだ!ガラ悪そう!」
「は??」
なんか真希先輩似の人に睨まれたけど、気にしない気にしない()
「チッ……まぁいいわ。あら、みなさんそろってお出迎え?気色悪い」
「乙骨いねえじゃん」
なんか個性強そうな人たちだなあ……と勝手に思う。というか、なんでわざわざ乙骨先輩に来てほしいんだろう。話聞いてたら、乙骨先輩にボロ負けしたらしいのに
「うるせぇ早く菓子折り出せコラ。八ツ橋くずきりそばぼうろ」
「しゃけ」
野薔薇めっちゃ怒ってる……いや、完全に八つ当たりなんだけどね??
「腹減ってんのか?」
「こわ……」
「乙骨がいないのはいいとしテ、一年三人はハンデが過ぎないカ?」
ん??なんかロボット?みたいな人がそんなことを言ってくる。あおられたけど、そんなことより、どうやって動いてるのかが気になる。そういう術式なのかな?それとも、学長みたいに呪骸を使ってるとか?
「呪術師に歳は関係ないよ。特に伏黒君、彼は禪院家の血筋だが宗家より余程できが良い」
そう言ってきたのは糸目の人。名前知らない……
「チッ」
「何か?」
「別に」
京都校こわっ、舌打ちしたぞ、私の時もしてたけど
「あと、君でしょ?一年なのに一級って噂の」
そう言って、私を指さす糸目の人()なんでバレた?というかそもそもそんな簡単に情報漏えいすんなよ
「「「「は?」」」」
「ちょ、そんな目で見ないで」
みんなに、なんで黙ってた、とか、マジ?とか、いろんな目線を向けられる。やめてほしい。私だって、わざと黙ってたわけじゃないんだ、ただ、忘れてただけで……!
「あのー、ですね?とりあえず野薔薇、羽交い締めにするのはやめよう?って強めないで、いたいいたいいたい……!」
「自業自得だな」
「しゃけ!」
先輩たちも助けてくれない。ちょっと待って、そろそろ意識落ちるって、え?私やばい??
「はいはい、そこ、やめてあげなさい。あと、あのバカは?」
なんかきれいな先生が助けてくれた。でも、顔に傷がある。もったいない
「悟は遅刻だ」
「バカが時間通りに来るわけねえだろ」
「だれもバカが五条先生だとは言ってませんよ」
なんかひどい言われようだな、と思っても止めないのは、私もそう思ってるから。うん、普段の行動が悪い。自業自得だな
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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