大谷翔平しつけ係（一応球団職員）

１２球目 ページ14

貴方side







練習は終わり、試合が始まる前のセレモニー中
選手の皆はベンチにいた

すでに１位のホークスと
５位の私達、日本ハム

差はあるけど少しでも埋めれるよう、そして来季こそは優勝できるように、１試合を無駄にせずプレーすることを心がけている


はずなのに



大谷｢（人１）ー、マッサージして〜｣



とニッコリと笑いながら私を見る

お前、感動シーンを台無しにしやがって
しかも｢マッサージして〜｣じゃねーよ


こんなのだから私は周りの選手や、他球団の人達から大型犬生意気小僧(大谷翔平)のしつけ係って見られるんだよ



『マッサージなら、私じゃなくてもよくない？』


と言えば



西川｢ゴホッ!!｣

杉谷｢んっ!!んっんー!!｣




謎の咳の大合唱

翔平は少し焦っているが、周りの選手はニマニマ笑っている

なんだこの光景…



『もう、ちょっとしかやらないからね。ほら横向いて肩揉めないから』



翔平いつも後ろのベンチ座るから



『試合頑張ってね…(ﾎﾞｿ』





“からかい”







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