【イナイレ】波乱の学園物語 (ページ14)

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ヘ「谷澤、売れてるね」

貴「えへへー照れる(笑)」

体育祭まであと1週間を切り、放課後に体育祭の練習をしながらヘルセと話してた。

私はあの撮影から、仕事が忙しくなった。

嬉しいことは嬉しいんだけど、忙しいな。

私たちの学年は、騎馬戦をやる。

背が大きくない私は、騎馬戦の上に乗る奴になった。

あれ、落ちたらどうすんだろ。

何度考えたことか。

私はヘルセと恋歌ちゃんに担がれる。

このグループはくじ引きで決めたけどね。

田「Aちゃん、足乗っけて。」

ヘ「早く乗って(笑)きつい」

私は少し不機嫌な顔をして2人に乗った。

田「どんどんハチマキとってね！」

貴「もち！」

ヘ「でも、取られないように」

貴「分かってるよ」

笛の合図で練習のゲームが始まった。

初めて騎馬戦の実践練習をやってみて、上にいるの、

みんな男だった。

貴「へ、ヘルセ。交換して」

へ「無理。女子に担いでもらうなんてごめんだよ」

貴「ちょっ、このままじゃ取られるよ。相田は女子に担がれてんじゃん！」

へ「いいから。ほら、田谷。このまま突っ込むよ」

田「了解！」

貴「えー！？もういいや！どうにでもなれ～」

そのまま突っ込んでいった。

練習が終わってハチマキを数える...必要ない。

圧倒的に私たちがとってる！！

貴「何だよ(笑)みんな弱かった」

へ「だから大丈夫だって言ったんだよ」

貴「すご(笑)」